【パネリスト3名(一柳廣孝氏(横浜国立大学)、高橋啓太氏(花園大学)、宋恵媛氏(大阪公立大学))によるコメントを公開しました】『職業作家の生活と出版環境』シンポジウム(2022年10月29日実施)

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和田敦彦編『職業作家の生活と出版環境 日記資料から研究方法を拓く』(文学通信)の刊行にあたって実施されましたシンポジウムのパネリスト3名による報告を公開しました。
各リンクよりご覧ください。

報告1:「早稲田派」という呪縛
一柳廣孝(横浜国立大学)
https://bungaku-report.com/blog/2022/11/-20221029-1.html

報告2:「研究リソース」としての五味川純平――『職業作家の生活と出版環境』との接点
高橋啓太(花園大学)
https://bungaku-report.com/blog/2022/11/-20221029-2.html

報告3:在日朝鮮人作家・尹紫遠ユンジャウォンと併読する
宋恵媛(大阪公立大学)
https://bungaku-report.com/blog/2022/11/-20221029.html


以下、シンポジウムの概要です。

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『職業作家の生活と出版環境』シンポジウムのご案内

日時:10月29日(土)15時より(2時間程度)
場所:オンライン

プログラム:
1 追加日記資料の紹介 河内聡子(東北工業大学)
2 パネリストによる報告
 一柳廣孝(横浜国立大学)、高橋啓太(花園大学)、宋恵媛(大阪公立大学)
3 執筆者を含めた総合討論

企画について:
『職業作家の生活と出版環境』刊行に関連する企画として、本書から広がる資料や研究の可能性について意見交換するシンポジウムを行います。
文学研究の対象や用いる資料の可能性を押し広げていこうと試みている研究者の方々にパネリストをお願いし、ご自身のご研究とともに、本書での方法や資料についてのお考えや疑問点などをお話し頂くことにしました。
リテラシー史研究会、及び「近代日本の日記文化と自己表象」研究会合同の研究会として行い、パネリストのご報告は、文学通信のウェブサイトを通して後日、公開する予定としています。

執筆者一同(和田敦彦、須山智宏、加藤優、田中祐介、中野綾子、河内聡子、大岡響子、宮路大朗、康潤伊)
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本書の詳細はこちら。

文学通信
和田敦彦編『職業作家の生活と出版環境 日記資料から研究方法を拓く』
ISBN978-4-909658-82-1 C0095
A5判・並製・282頁
定価:本体2,700円(税別)