日本の古本屋メールマガジンその267に、自著を語る「白戸満喜子『紙が語る幕末出版史 『開版指針』から解き明かす』」が掲載

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【『紙が語る幕末出版史 『開版指針』から解き明かす』
白戸満喜子

 大学時代の恩師・内田保廣先生から「国会図書館に『開版指針』という写本があるのだが、その本の紙が明治期かどうか確認して欲しい」旨のメールを受け取り、早速現物を調査した。これが『開版指針』との出逢いである。結果として料紙にパルプ原料は用いられていなかった。これはつまり、明治期以降の紙とは断定できず、江戸期写本である可能性が充分にあることを示している。神保町のランチョンで結果報告をすると「じゃあ読んでみようか」と先生がおっしゃる。その日から『開版指針』と格闘すること数年、やがて博士論文として提出、学位を授与されることとなった。】
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