国際日本文化研究センター・第320回 日文研フォーラム「重々たる法界 目前に彰(あき)らかなり ―― 禅院の塔頭(たっちゅう)における「境致」の選定」(2018年4月10日、ハートピア京都 3階大会議室)
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http://events.nichibun.ac.jp/ja/archives/cal/2018/04/10/index.html
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2018年4月10日 第320回 日文研フォーラム
場所:	ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間:	13:40
開始時間:	14:00
終了時間:	16:00
申込み:	不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料:	無料
定員:	先着180名まで
発表者	重々たる法界 目前に彰(あき)らかなり ―― 禅院の塔頭(たっちゅう)における「境致」の選定
蔡 敦達   上海杉達学院(中国)  教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター	井上 章一   国際日本文化研究センター  教授
司会	呉座 勇一   国際日本文化研究センター  助教
【中国の南宋(1127-1279年)五山では、禅院内外の建造物や自然物を禅宗的な観点で選定し、これを「境致」と言っていました。そして、多くの場合、十の重要なものを選んで「十境」と呼びます。これがやがて日本に伝えられ、中世の京都五山や鎌倉五山で行われるようになりました。
 ただし、日本の五山における境致の選定は、禅院本寺だけにとどまらず、子院とも言える塔頭にも広がっていったのです。これは、境致選定の日本的展開であり、日本的特色とも言えましょう。
 本講演では、日本の五山本寺による境致の導入を見たうえで、そのように塔頭で行われた境致選定の実態解明を試みたいと思います。】






























































