新入社員週報第3回「140字でなんとかしてみる」(持田玲)

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新入社員週報も第3回目です。入社した日には想像できない速さで仕事が進んでいて、まだ一つ一つのことに精一杯追いかけて、しがみついている状態です。
一つ皆さんから見えている部分でお話しすると、X(旧Twitter)の呟きのあり方です。
Webサイトや論文等を紹介したい時、URLを含めて140字しか載せることができないため、どうしても情報の一部分を切り取ったり、要約をしてポストすることになりますよね。ただ140字では全体像を伝えることはできない上、私のフィルターを介しているため、読んだ人が上手く理解できなかったり、誤解が生まれてしまうのではないか、と心配になります。基本的にツイート(という言葉の方がやはり馴染みますよね)は流れてゆくものですが、1つのツイートによって、見た人の興味の幅が広がり、◯◯に行ってみようと行動を起こすきっかけになるかもしれません。そう思うと、たとえ1ツイートでも、発信することの重さや責任を感じます。けれども、だからと言って怯んでしまっても良いことはなく、恐れずに発信することも時には大切なのだと思っています。
文学通信のメインアカウントや無料論文紹介のアカウントは、色々な分野の情報を広く取り上げていますが、私にはまだ情報収集の力が備わっていません。今の限界を知った上で何ができるか、と考えた時に、自分の気づきや率直な感想を添えることならできるのでは、と思い、心がけています。それは、140字でなんとかしてみる、という自分のトレーニングでもあると考えていて、少しずつでも継続したいと思っています。

短くまとめる力といえば、大学時代に論文のアブストラクトの課題があったことを思い出します。中世の文学史の授業だったのですが、当時大学一年生、論文を全く読み慣れていない状態でのスタートだったので、最初は本当にしんどかった思い出です。けれども、一年続けたら論文の要点が自然と分かるようになり、論文を楽しんで読めるようになっていました。その経験は、研究だけではなく、出版社に入っても(もちろん他の職業でも)生きると思いますし、なにより数をこなすことで得られる力の大きさを感じています。

編集者、その前に社会人として、足りないことばかりだと痛感する日々ですが、その中で自分は何ができるか、これから何をしていきたいか、考え続け、行動したいです。
入社してから3週間、社会と、そして出版という文化の広さを(まだ少しですが)感じました。想像以上に社会は自由だと知ったので、自分の「したいこと」に対して、恐れず挑戦することが今の目標です。