国立国語研究所:第268回NINJALサロン「国立国語研究所デジタルアーカイブNINDA : デジタルヒューマニティーズとオープンサイエンスの国際標準に準じた言語資源プラットフォームの構築」(2024年3月26日(火)15:10〜16:10、多目的室+Zoom)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20240326a/

--------------------

※詳細は上記サイトをご確認ください。


第268回 NINJALサロン
「国立国語研究所デジタルアーカイブNINDA : デジタルヒューマニティーズとオープンサイエンスの国際標準に準じた言語資源プラットフォームの構築」

2024年3月26日 (火) 15:10〜16:10

対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2)  
オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
開催後1週間に限り、録画配信を行います。

発表者
宮川 創 (国立国語研究所 助教)

国立国語研究所デジタルアーカイブNINDA (NINJAL Digital Archive) の構築について発表する。NINDAはデジタルヒューマニティーズとオープンサイエンスの国際標準に準拠したテキスト・画像・音声・動画・言語調査データなどの言語資源プラットフォームである。このプラットフォームは、デジタル・ヒューマニティーズの世界標準を容易に取り入れることができるコンテンツマネジメントシステムであるOmeka Sに基づいており、IIIF (国際的な画像の相互運用の枠組み) やLOD (リンクト・オープン・データ) といった世界標準を使用している。特に、ケーススタディとして、琉球諸語の語彙資源、江戸・明治期日本語・沖縄語・アイヌ語聖書コーパス、日本語史関連の文献資料画像のNINDA上のオンライン展示に焦点を当てる。本発表では、これらの技術がどのように統合され、言語教育や研究に役立つ貴重なデータのアクセシビリティ、発見可能性、相互運用性、再利用可能性、持続可能性を高めるかを議論する。