社会言語科学会第4回シンポジウム(2022年9月3日(土)10:00〜17:45、オンライン)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら


http://www.jass.ne.jp/?page_id=1103
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


日時:2022年9月3日(土)
10:00-12:00 スチューデント・ワークショップ
13:00-13:30 総会
13:30-17:45 シンポジウム
※13:00-13:30に開催される会長挨拶・総会には,学会員の方のみご参加いただけます.

開催方法:オンライン
参加費用:無料


テーマ: 「プロソディを通して見る社会とコミュニケーション」
企画責任者:小磯花絵(国語研究所)

概要:
プロソディは,意味の伝達だけでなく話者の意図や態度,感情を伝えるものとして,特に言語の社会的側面に着目する諸研究において無視できない重要な要素である.「それは凄いね」という同じ発話であっても,プロソディによって,どのくらい凄いと思っているのか,称賛なのか皮肉なのかといったことが伝わりうる.このようにプロソディはコミュニケーションをする上で重要な役割を果たしているが,方法論上の壁もあり研究の俎上に載りにくいという問題がある.そこで本シンポジウムでは,プロソディを中心にボイスクオリティにまで対象を広げた上で,社会言語学・談話/会話分析・方言研究・外国語教育の分野の研究者がそれぞれの立場からプロソディ研究を紹介し,分野を横断して議論することにより,プロソディ研究の広がりや可能性を考える.

話題提供者:
太田一郎(鹿児島大学)  社会言語学の立場から
五十嵐陽介(国語研究所) 方言学の立場から
小磯花絵(国語研究所)  談話分析・コーパス言語学の立場から
横森大輔(京都大学)   相互行為言語学の立場から
峯松信明(東京大学)   外国語教育支援の立場から


共催:
言語系学会連合
国語研究所共同研究プロジェクト「多世代コーパスに基づく話し言葉の総合的研究」(2022〜2027年度, プロジェクトリーダー:小磯花絵)
国語研究所共同研究プロジェクト「日本語・琉球語諸方言におけるイントネーションのための実証的研究」(2022〜2027年度, プロジェクトリーダー:五十嵐陽介)