はじめまして。(大学院生M)

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弊社で就業体験をしてみたいかたがいたので、本日より3日間インターンとして働いてもらいます。就活中の学生の参考に、また、受け入れる側の出版社の参考になれば幸いです。(文学通信 松尾)
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■自己紹介
本日から3日間、文学通信でインターンをする大学院生Mです。

好きな食べものは、日本橋にある「玉ゐ」の穴子丼です。年に1回、自分へのご褒美として食べます。今年は、ゴールデンウィークに、研究をがんばっている自分を労うために食べました。

趣味は、街なかにある面白い文字を探すことです。知らない場所へ行くと必ず、うろうろと歩き回って、面白い文字を見つけたら写真を撮ります。文学通信がある、東十条でも面白い文字を求めて、歩き回りました。話が逸れますが、東十条駅周辺にはおいしそうなご飯屋さんがたくさんありますね。北口を出るとすぐに、ケッチャプのおいしそうな匂いがただよってきました。

さて、面白い文字の話題に戻ります。歩いていると、文学通信の近くにお弁当屋さんを発見しました。壁のメニューには、「お子様弁当」、「おふくろ弁当」の文字があります。ネーミングに頬がゆるみました。ただ、「お子様弁当」は「おこさま弁当」、「おふくろ弁当」は「お袋弁当」と表記した方が、年相応さが表れるのではないでしょうか(余計なお世話ですね)。

大学院では、日本語の文字・表記について研究しています。「可愛い」、「かわいい」、「カワイイ」、「kawaii」は、4つとも〈かわいい〉という単語です。ですが、表記によって、微妙なニュアンスが違ってくるのではないでしょうか?

■今日学んだこと
今日は、社員の方々に編集業務や本の流通について教わりました。
また、文学通信で行われている業務内容についても教わりました。

文学通信では、編集者が、企画出しから校正、表紙・帯のデザインまでおこなっているそうです。場合によっては、書籍の挿絵までも担当しているそうですよ。多才で非常に驚きました!

編集者のお一人が、書店員の経歴を持っており、書店員の目線から本の流通について教わりました。説明の中で、「本棚の文脈」という言葉が出てきて、とても印象に残っています。「本棚の文脈」とは、1冊の本のとなりに、関連する本を置くことで生み出される流れです。本棚全体で美しい文脈となるよう意識して本を並べていた、と教えていただきました。