民具(川邊咲子)★『地域歴史文化継承ガイドブック』全文公開
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民具
文●川邊咲子
日本の民俗学や文化財保護の文脈において、有形の民俗資料、特に人びとの生活や生業に関わる資料は「民具」と呼ばれてきた。全国各地の歴史民俗博物館や郷土資料館においても、生活文化に関する展示資料が「民具」と表されることも多いため、民俗学や民俗文化財に詳しくない人でも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。本章では、民具の考え方や研究の概要について説明するとともに、身の回りの民具との向き合い方に関する一考を述べる。
1.民具とは何か
「民具」の定義
「民具」とは、私たちの日常生活を構成するあらゆる造形物のことであり、民俗文化や生活文化の地域性や歴史性を解き明かすために必要な歴史文化資料である。その学術用語としての定義は、1936年(昭和11)刊行のアチック・ミューゼアム編『民具蒐集調査要目』において、渋沢敬三により「我々の同胞が日常生活の必要性から技術的に作り出した身辺卑近の道具」と示されたのが最初とされている。1925年(大正14)に渋沢の主宰で発足された「アチック・ミューゼアム」(のちの日本常民文化研究所)は、民具を民俗学の標本としてとらえ、博物学的で科学実証的な研究の確立を目指した。渋沢の民具の定義は、そうした中で生み出されたものである。渋沢の定義では、民具を「日常生活の必要性」から作り出された「道具」としていることから、民具とはいわゆる生活用具や生業に関わる道具類のみを指しているような印象を与えるが、実際に民具研究や民俗調査の対象となってきた民具は、生活のさまざまな局面に関わるあらゆる造形物の全般を表す。
たとえば、文化庁内民俗文化財研究会編『民俗文化財の手びき:調査・収集・保存・活用のた』(第一法規出版、1979年)において示されている有形民俗文化財の分類項目は以下の通りである。
1 衣食住
(1)衣 (2)食 (3)住
2 生産・生業
(1)自然物採集 (2)農耕(果樹・園芸などを含む) (3)山樵 (4)採鉱・冶金 (5)漁撈 (6)製塩 (7)狩猟 (8)養蚕 (9)畜産(養鶏・養豚などを含む) (10)染・織 (11)手細工 (12)諸職
3 交通・運輸・通信
4 交易
5 社会生活
6 信仰
7 民俗知識
8-1 民俗芸能
8-2 競技・娯楽・遊戯
9 人の一生
10 年中行事
こうした分類項目は、地域的特性や研究の目的などによってさらに細分化されるが、生活の中のすべての民具を分類項目に当てはめることは困難である。たとえば、エブリ(田圃の土を平らにならす道具)やウス(臼)、ミ(箕)は農耕用具であると同時に農耕儀礼用具でもある場合がある[❶]。また、コマザライ(コマザラエ)という道具は、田畑で農耕用具として使われると同時に、浜の砂地をならすための漁撈用具または製塩用具としても使われている場合がある[❷]。このように、一つの項目に当てはまらない「複数の顔を持つ」民具が少なからず存在するため、絶対的な分類方法を決めることはほぼ不可能である。こうした民具の分類の難しさには、私たちの生活において展開されているモノの世界がいかに重層的で複雑であるかが表れている。
❶石川県珠洲市で再現されているエブリ祭りの様子。エブリ祭りは、田植えをする朝に田の神様に豊作を願うために行われた。御神酒やきな粉、ワカメやアジの供物とともに、エブリ、ウス、ミが飾られ供物台としての役目も果たしている(2016年6月11日、筆者撮影)
❷石川県珠洲市の個人宅にて納屋の梁の上に収納されているコマザライ2本。細い歯のついた熊手のような形状の木製の道具で、田畑の整備にも浜の砂地の整備にも使われている(2020年11月14日、筆者撮影)
民具とは、古いもの?
民具は、既述の通り渋沢敬三によって初めて定義され、それに続く民具研究の先駆者たちによって具体的な研究対象や方法論が見出され確立されてきた。しかし、そうした渋沢らの初期の民具の定義やとらえ方では民俗文化や生活文化の全体をとらえることはできないとされ、定義の再検討や対象範囲の拡大が試みられてきた。問題とされてきたのは、渋沢の定義にあるように、民具を「我々の同胞」が「作り出した」もの、つまり使用者が自らの手によって製作した自給的なものに限定し、職人によって作られた道具類や機械によって作られた工業製品を排除している点である。
岩井宏實は、自給的な民具が生活文化の原点ともいえることに理解を示しつつも、こうした限定的な民具の考え方により、民具は「古いもの」であり、「現代の技術革新の時代とは相容れない前時代のもの」という意識・感覚が研究者の中に醸成されていったと指摘している〔岩井2011、pp. 56-57〕。その結果、民具とは、庶民が昔から使っていた、近代化・西洋化・都市化・工業化の影響を受けていない「古いもの」であり、戦後の高度経済成長期に大量に生産・供給されるようになった「新しいもの」とは区別されるという視点が強調されるようになっていった。
民具をこうした「古いもの」に限定する視点は、1950年代以降の民具を含む有形民俗文化財の登録制度の整備や、1960年代以降の市町村立歴史民俗資料館の建設ラッシュにより全国的に広まることとなった。今日においても、民具とは「今では使わなくなった昔のもの」などとイメージする人が多いのではないだろうか。しかし、民具研究においては、必ずしもそうした「古いもの」だけが研究の対象とされるべきではない。なぜなら、私たちの日常生活は、今も昔も「古いもの」と「新しいもの」が複雑に関係し合い組み合わさって構成されており、それらを対比的にとらえることには限界があるからである。朝岡康二が指摘するように、民具を「伝承的なモノ」として内包する「伝承的な生活」像を追い求めるのではなく、「新しいモノ」も含めたモノ総体としての変容のダイナミズムのなかで「伝承的なモノ」を考え直す必要がある〔朝岡1999、p. 60〕。生活の中のモノを、偏った視点やイメージにとらわれず、まずは客観的にありのままのモノの総体として見つめる。これこそが、民具研究に必要な姿勢なのである。
"モノ"としての民具
民具を研究する上でもう一つ重要となるのが、民具を"モノ"として見る視点である。佐野賢治は、物理的な有形物としての存在を"物"、精神的な無形物としての存在を"もの"とし、民具はその両方を備えた"モノ"であるとした〔佐野2002〕。ここでいう"物"とは、考古学が扱う遺物や遺構など物質そのものが意味を持つ存在であり、"もの"とは、民俗学が対象とするカミやオニといった精神的・霊的な存在のことである。その両方の視点をふまえ、複合的な"モノ"として民具をとらえるのが民具研究の独自性といえる。
実際の私たちの生活においても、人とその身の回りにある物とは、互いに物理的な存在としてのみ関わりを持っているわけではない。毎日使う箸ひとつとっても、その人との関係においては、"物"としての物理的な視点だけでは推し量ることのできない精神性が介在する。人が箸を使う理由としては、食べ物を挟んで口に運ぶのに便利だから、手触りのよい材質だから、という実利的、物理的な理由だけではなく、贈り物としてもらった大切なものだから永く使っている、愛着があるから色がはげてしまっても捨てられない、などというモノへの想いや心遣いが自然にみられるものである。また、寄せ箸、刺し箸、迷い箸などといった箸を使う際のマナーやタブーが存在したり、箸には使用者の魂が宿るとされむやみに捨てられないため箸供養に出したりするなど、精神的な"もの"としてのならわしが箸にはみられる。民具とは、こうした特性を持つものである。こうしたことから、朝岡康二は、"モノ"は人間の認識・理解・解釈・感受の上に存在しており、人から切り離された状態では"モノ"は無意味な存在になってしまうと指摘している〔朝岡1999、pp. 63-64〕。したがって、民具研究においては、民具を"物"単体として見るだけでは不十分であり、実際の生活における人との関わりの中の"モノ"としてとらえる視点が必要となるのである。
2.民具からわかること
民具研究の方法
民具を対象にした研究は、"モノ"という視点から、私たちの生活文化や民俗文化というものを解き明かすことを目指すものである。したがって、民具を調査する際は、物理的な民具の情報・データ(形態、質量、材料、仕組みなど)だけでなく、民具の履歴や文脈に関する情報・データを、人びとの語り、言説や文字資料、行動や習慣などから採取することが基本である。民具の履歴や文脈に関する情報とは、民具が、いつ、どこで、いかなる環境において、誰に、どのように、作られ、使われ、保有され、今ここに存在しているのかという情報と、民具に関連する知識や技術、習慣や伝承、経験や出来事についての情報のことを指す。したがって、民具が資料として収集・保存される際には、民具そのものだけではなく、上記のような情報・データも合わせて収集・保存される必要がある。
また、民具研究において、民具は、単体のモノとして注目されるというよりも、モノの群として総合的にとらえられることが多い。つまり、同じ種類の民具の比較、または多様な種類の民具の組み合わせから、モノが持つ形や意味、機能や効果というものを明らかにする試みである。
同じ種類の民具の比較
同じ種類の民具の比較としては、たとえば、ワラジ(草鞋)の形態の分布図を描き出すことにより、地域性や民族性、文化圏というものに関する一つの見解を示すことができる[❸]。また、同じ種類の民具を比較することは、生活や生産に関する技術の変遷の様相を明らかにすることにもつながる。たとえば、田畑の耕起用に使われた畜力農具のスキ(犂)は、地域によって導入や改良の時期や程度が異なりその発達行程もさまざまであったが、形態や使用方法の分布や変遷の状況から、その地域の耕作技術の発展と普及の様相を明らかにすることができる[❹]。
❸日本四乳草鞋の分布と外国の草鞋(岩井宏實・河岡武春・木下忠編『民具研究ハンドブック』雄山閣、1985年、p. 112より抜粋)
❹富山県砺波市の砺波民具展示室に展示されているスキのコレクション。砺波民具展示室ではスキを73点収蔵しており、その分類や調査が行われている(2017年9月5日、筆者撮影)
多様な種類の民具の組み合わせ
多様な種類の民具の組み合わせとは、たとえば、1軒の家の中にあるすべてのモノの組み合わせである。家の中のモノをすべて調べ上げる調査手法は「悉皆調査」と呼ばれる。一軒の家が持つ民具の総保有量や種類を調べ上げ、さらには持ち主に対する聞き取り調査や行動観察から民具の保管方法や使用状況・頻度などを明らかにすることで、その家の生活の全体像というものを示すことができる。こうした調査を地域内の複数の家で行い、また経年変化を見ることで、その地域の生活様式や生産技術などの総体とその変遷の様相をつかむことが期待される。日本各地で民俗調査を行い"民具学"を提唱した宮本常一は、「一戸ごとの民具の保有量、使用法、消耗率、改良などを含めて、生活の中にどのように位置づけられているかを明らかにしなければ本当の研究にはならない」と主張した〔宮本1979、p. 72〕。そうした視点から実際に宮本が行った調査の対象は農作業および農業生活に使われた農具に限られたが、体系化した群として民具をとらえようとする「民具の生態学的調査」の基本的な姿勢や方針を示すこととなった。全国の歴史民俗系の博物館や郷土資料館においても、同じ空間に存在するモノの組み合わせから特定の時代や地域の生活空間を表すため、住空間を部分的に再現する展示が行われてきた[❺]。しかし、これまでの悉皆調査や住空間の再現展示は、民具を恣意的に取捨選択し調査や展示の対象とする傾向にあった。したがって昨今では、モノが構成する生活の現状を客観的に示すため、新しいものや古いものなどの区別をせず、また、家の中で所有されても使われないようなモノやゴミと見紛うようなモノもすべて扱った調査研究も行われてきている〔須藤1999、横川等2007など〕。
❺20世紀前半の京都西陣にみられた台所の復元展示(国立歴史民俗博物館第5展示室)
また、多様な民具の組み合わせという視点は、住居などの空間だけでなく、生業や儀礼などの一連の作業工程や活動について理解する上でも有効である。たとえば、船大工の道具をみると、多様な種類の道具を組み合わせることにより作業工程が構成されていることがわかる[❻]。そうした一つ一つの道具の形態や仕組み、一連の作業工程の中での使い方や組み合わせ方、さらには保管や修理の仕方などを明らかにすることによって、船大工の技術や習慣をモノという視点から構造的に示すことができる。
❻船大工の道具(国立歴史民俗博物館第4展示室)。その一連の作業工程を通してさまざまな道具が使われていることがわかる。
生活を考えていく上での選択肢を豊かにする
このように、民具を、特にモノの群として注目し調査することにより、私たちの過去から現代までの生活文化や生産技術を、モノとモノ、モノと人、モノと環境との関係性という視点から理解することができる。こうした調査・分析を通し、民具研究は、地域の生活文化や民俗文化、生活史や世相史というものの解明に貢献しているのである。
民具は歴史文化研究の資料であると同時に、私たちの生活の現在と未来に対する直接的なヒントや視点を与えてくれるリソースともなりうる。他の時代や地域の民具について知り、その背景にある人の生き方、モノや環境との関わり方を知ることで、これからの生活を考えていく上での新しい気づきが得られるかもしれない。たとえば、現在、弁当箱といえばプラスチック製のものが主流ではあるが、最近では曲げわっぱなどの木製の弁当箱の人気も高まっている。それは、自然素材を使った伝統的な技術による製品の温かみのある感触や風合い、調湿などの機能性が見直された結果である。こうした傾向は、昔の生活文化の復活・再生というよりも、過去の文化を知ることで現代社会における新しい選択肢を見出し、それを人びとが自由に選択しているのだと言える。民具を知ることは、私たちの生活を見直し、これからの生活や地域社会を築いていく上での選択肢を豊かにすることなのである。
3.身近にある民具と向き合う
生活文化に対する理解をより深める
民具とは、生活に関わるすべての造形物のことを指す。すなわち、現在の私たちの身の回りにあるものもすべて民具であると言える。一方で、歴史文化研究の資料となる民具、または私たちの生活を考える上で新しい選択肢を示してくれるような民具となると、どのようなものが当てはまるだろうか。そのような問いから家の中のモノを観察してみたり人に話を聞いてみたりすると、これまで特に気にとめることのなかった民具の存在、その過去や人との結びつきに気が付くことができる。普段何気なく使っていた居間のテーブルが、地域の職人によって作られたもので、大事に手入れされ修理されながら親類の間で使い継がれ、今ここに存在しているものだと知るかもしれない。壊れてしまった炊飯器も、ただの家電製品ではなくて、家族の食事の習慣や思い出の詰まった大切な民具であったと気づくかもしれない。そうしたモノとの関係性が、自分の家に特有のものなのか、その地域に特有のものなのか、今の時代だけのものなのか、それとも、全人類に共通するものなのか考えてみると、身の回りのモノと人との関係性やその歴史、生活文化に対する理解をより深めることができる。
地域民具コレクションの危機的状況
また、市町村単位の地域には、必ずと言っていいほどその地域で集められた民具コレクションが存在する。その多くが、高度経済成長期以降の生活様式の急激な変化による消失を防ぐため、1960~80年代頃に収集された民具である。それらの民具は、その地域に博物館や資料館といった展示施設がなくとも、公民館や廃校舎、その他自治体が所有する建物に保管されている可能性が高い。そうした地域民具コレクションは今、人口減少に伴う自治体の人員・設備・資金不足などにより、存続の危機にある。まずはその存在を知り、そして今後どのように地域で保存・活用し継承していけるのか考えていく必要がある。
危機的状況にある地域民具コレクションの多くに共通する問題として、物だけが残されていて情報が付随していないことが挙げられる。民具を"モノ"として、その履歴や文脈に関する情報を物と共に収集し伝えていくことにより初めて、民具という物体は私たちの生活や地域社会を豊かにする歴史文化資料となりうる。したがって、かろうじて民具コレクションが地域に残されている場合は、それらの民具が作られ使われ収集され現在の状態に至るまでの履歴や文脈に関する情報やデータを補完していく必要がある。現在では、寄贈者や収集者がすでに他界している場合も多いであろうが、可能な限りの情報やデータを収集・記録し発信していくことが望ましい。それにより、世代が代わりそれらの民具について知る人がいなくなってしまったとしても、新たな価値づけや活用につながる。
私たちの身近にある民具について認識し、その物質的な特徴だけでなく、関連する人や環境、他のモノとの関係性について知り、またその地域的、歴史的広がりについて考えていくことが、私たちの生活や地域社会を豊かにし、また、後世に伝えていくべき歴史文化資料を保護することにつながるのである。
参考文献
朝岡康二「民俗学的な資料としての「モノ」とその記憶」国立歴史民俗博物館編『歴博大学院セミナー 民俗学の資料論』吉川弘文館、1999年
岩井宏實『民具学の基礎』慶友社、2011年
佐野賢治「もの・モノ・物の世界─序にかえて」印南敏秀、神野善治、佐野賢治、中村ひろ子編『もの・モノ・物の世界─新たな日本文化論』雄山閣、2002年
須藤護「山村の生活を支えた民具の体系」『歴史と民俗』6、1990年
宮本常一『民具学の提唱』未来社、1979年
横川公子、笹原亮二編『国立民族学博物館調査報告68 モノに見る生活文化とその時代に関する研究─国立民族学博物館所蔵の大村しげコレクションを通して』人間文化研究機構国立民族学博物館、2007年
☞ さらに深く知りたいときは
①岩井宏實・河岡武春・木下忠編『民具調査ハンドブック』雄山閣、1985年
民具の調査方法・手順、収集・整理の方法、保存管理の方法、展示や教育での活用方法などのノウハウについて書かれている。写真撮影や映像記録等についてはすでに情報が古い面もみられるが、民具調査の基礎を学ぶことができる。
②香月洋一郎・野本寛一編『講座日本の民俗学9 民具と民俗』雄山閣、2002年
民具研究の成り立ちから発展の経緯、特に、宮本常一が提唱した"民具学"の事蹟を背景に、民具研究が持つ可能性や課題について知ることができる。また、民俗学や歴史学からの民具研究の視点や、これまで「民具」とされてこなかった道具や生活用品の研究についても学べる。
③印南敏秀・神野善治・佐野賢治・中村ひろ子編『もの・モノ・物の世界─新たな日本文化論』雄山閣、2002年
民具研究が持つ視点と具体的な研究事例についてまとめられている。"民具学"としての発展性や課題、有形と無形の"モノ"としての民具、技術伝承研究や比較文化研究研究における民具という視点から民具研究に対する理解を深めることができる。
④民具研究文献データベース http://www.mingu-gakkai.com/database.php
民具研究に関する文献の検索サイトである。全国規模の民具研究雑誌である『民具研究』『民具マンスリー』の二誌をはじめ、1957年から現在までの論文や報告書等の情報を探すことができる。詳しい研究について知りたい民具があればキーワードを入れて検索してみることをお勧めする。