カレントアウェアネス・ポータルより:シンポジウム「総合知創出に向けた人文・社会科学のデジタル研究基盤構築の現在」(2022年1月22日、オンライン)※要申込

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://current.ndl.go.jp/node/45383
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

2022年1月22日、日本学術会議の「デジタル時代における新しい人文・社会科学に関する分科会」が主催する公開シンポジウム「総合知創出に向けた人文・社会科学のデジタル研究基盤構築の現在」がオンラインで開催されます。

発表によれば、人文・社会科学における研究データをめぐる状況を踏まえ、現状の課題の共有と、今後の展開やその応用可能性についての検討が行われます。

参加費無料、事前申し込み要(定員100人)となっています。当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇第一部 人文・社会科学における研究データの構築のための国際標準と課題
・学術研究のための多言語・多文字への対応と多漢字・変体仮名
高田智和氏(国立国語研究所准教授)

・人文学向け国際標準に基づく東アジア・日本のテキスト構造化
永崎研宣氏(日本学術会議連携会員、一般財団法人人文情報学研究所主席研究員)

・画像公開方式IIIFと歴史GISによるデータ統合と総合知
北本朝展氏(国立情報研究所教授・人文学オープンデータ共同利用センター センター長)

〇第二部 様々なコンテクストによるデータの構築から総合知へ
・データ駆動型研究方法論の開拓を視野に入れた『人事興信録』研究
増田知子氏(名古屋大学大学院法学研究科教授)、佐野智也氏(名古屋大学大学院法学研究科特任講師)

・クラウドソーシングによるデータ構築から古地震研究へ
加納靖之氏(東京大学地震研究所・地震火山史料連携研究機構准教授)

・国立国会図書館のデジタル化事業とそこから産み出されるデータの可能性
(国立国会図書館:登壇者調整中)

〇第三部 コメント:総合知に向けた人文社会科学データの観点から
矢野桂司氏(日本学術会議第一部会員、立命館大学文学部教授)
橋本隆子氏(日本学術会議連携会員、千葉商科大学副学長)
西田眞也氏(日本学術会議第一部会員、京都大学大学院情報学研究科教授)

〇総合ディスカッション