『近代文学合同研究会論集』第16号(2021.03.31発行)
Tweet近代文学合同研究会さまよりいただきました。
2021年3月31日発行
A5判・並製・152頁
ISSN 1880-4667
編集・発行
近代文学合同研究会
【目次】
特集 演劇化する文学
「演出された」はアダプテーションか(葉名尻竜一)
谷崎潤一郎『春琴抄』と宝塚歌劇団--内海重典『愛限りなく』を中心に(嶋田直哉)
宮本研「ほととぎす・ほととぎす」が拓くアダプテーション研究の可能性(鈴木 彩)
新派劇化からはじまる「金色夜叉」「不如帰」の〈世界〉(赤井紀美)
追悼・村山龍氏
村山龍さん追悼特集に際して(副田賢二)
村山龍氏 著述・研究活動一覧
村山龍くん追悼(高橋 修)
村山龍さんを追悼して(大島丈志)
村山さんの追憶に(大原祐治)
未発の調査旅行について(小澤 純)
銀河鉄道の車掌(鈴木貴宇)
村山さんを偲んで(張 永嬌)
村山龍氏を悼む(富塚昌輝)
《シンポジウム報告》
問題領域としてのカノン作家
小谷瑛輔『小説とは何か? 芥川龍之介を読む』(ひつじ書房)を契機に
司会より、改めて(五島慶一)
「「平成」史のなかの「芥川」像」以後(小澤 純)
「芥川龍之介」というイデオロギー(副田賢二)
シンポジウムをふりかえって--作家の戦略を語る戦略--(篠崎美生子)
カノン作家の小説の強度を再審する(小谷瑛輔)
印象記(吉田和佳子)
反響する〈獄中〉
副田賢二『〈獄中〉の文学史 夢想する近代日本文学』への応答
プロレタリア短歌としての獄中短歌(要旨)(小長井 涼)
新たな批評の言葉を求めて(金ヨンロン)
副田本はいい本だ(荒木優太)
〈獄中〉をめぐる言葉たち:微かなざわめきの共鳴のために(副田賢二)
印象記:〈獄中〉の「破れ目」(廣瀬航也)
追想--近代文学合同研究会のこと--(松村 良)
二〇一九年度・二〇二〇年度活動報告
《新WGから》所信表明
近代文学合同研究会新会則
自由投稿論文
今ここでのダンス・バレエを観るとはどういうことか
--新国立劇場バレエ『ロメオとジュリエット』をライヴテクストとして--(余吾育信)