慶應義塾ミュージアム・コモンズ KeMCo グランド・オープン記念企画「交景:クロス・スケープ」(2021年4月19日(月)~6月18日(金))※要申し込み【シンポジウム「本景----書物文化がつくりだす連想の風景」(2021年5月29日(土)13:00〜16:00、三田キャンパス東館 6F G-Lab & Zoom Webinar)※要申し込み】

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展覧会・シンポジウム情報です。

●公式サイトはこちら
https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20210219/

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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)は、交流を生み出す新しい大学ミュージアムです。大学に長い時間をかけて蓄積してきたさまざまな作品や資料――オブジェクトが、KeMCoの展覧会やイベントを通じて出会い、オブジェクトにかかわる人びとが対話することによって、新しい景色が開かれます。グランド・オープン記念企画「交景:クロス・スケープ」では、オブジェクトや人びとが交差するところに現れる景色の一端を「文字景」「集景」の2つの展覧会と、シンポジウム「本景」によって紹介します。


日付
2021年4月19日(月)~6月18日(金)
10:00~18:00
土・日・祝は休館

場所
慶應義塾ミュージアム・コモンズ(慶應義塾大学三田キャンパス東別館)
※入口はキャンパス構内側ではなく、桜田通り沿いになります。

対象
どなたでもご覧いただけます
※事前予約制(予約方法はKeMCoウェブサイトにて3月19日以降にお知らせいたします。)

費用
入場無料


●展覧会

<第一景>
文字景 ---- センチュリー赤尾コレクションの名品にみる文(ふみ)と象(かたち)
「漢字」は日本に大陸の文化をもたらし、美しい典籍が編まれました。また「漢字」をもとに作られ、日本の話し言葉をそのままに表す「ひらがな」により、和歌や物語などの日本文学が花開きました。本展では、場所と時代を超えて広がる文字文化の展開を、新しく慶應義塾に寄贈されるセンチュリー赤尾コレクションの名品と義塾に蓄積された資料を通して描き、その背後に広がる風景を探ります。

会 場:3F ルーム1、ルーム2  *会期中に展示箇所の入れ替えを行います。

<第二景>
集景 ---- 集う景色:慶應義塾所蔵文化財より
大学・学校のコレクションは、そこに集う人びとの関係性のなかで紡がれていきます。本展示では、慶應義塾が所蔵する文化財のうち、卒業生の作品や、学内で形成された人的つながりをバックグラウンドにもつ作品を中心にご紹介します。『慶應義塾名品撰』に掲載された義塾所蔵の名品の一部を、会場でご覧いただく機会ともなります。

会 場:9F カンファレンス・ルーム、8F KeMCo StudI/O


●シンポジウム
本景----書物文化がつくりだす連想の風景

書物は、文化財であると同時に文化的実践です。書物が多様なアートのネットワークのなかで生み出す文化的風景、そして新たな視点の提供について多角的に検討します。

日 時:2021年5月29日(土)13:00-16:00
会 場:慶應義塾大学三田キャンパス東館 6F G-Lab / Zoom Webinar
参加費:無料(事前申込み制)
    ※申込方法はKeMCoウェブサイトにて4月28日以降にお知らせいたします。

登壇者:クリスチャン・イエンセン(大英図書館前収書・司書部長)
    アレクサンドラ・ギレスピー(トロント大学副学長)
    アレッサンドロ・ビアンキ(オクスフォード大学ボドレアン図書館日本司書)
    松田 隆美(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 機構長/慶應義塾大学 文学部 教授)
    佐々木 孝浩(慶應義塾大学附属研究所 斯道文庫 教授)
    徳永 聡子(慶應義塾大学 文学部 准教授)


主催
慶應義塾ミュージアム・コモンズ、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫