一橋大学社会科学古典資料センター:科研費基盤研究Bシンポジウム(協賛)「書物の記述・世界の記述――書誌が描く18世紀啓蒙の世界」(令和元(2019)年12月20日(金)、一橋大学佐野書院)※要申し込み

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://chssl.lib.hit-u.ac.jp/education/lecture.html

--------------------
※申し込みは上記公式サイトをご確認ください。


各地の図書館が所蔵する西洋貴重書が、少しずつデジタル画像として公開されています。そのおかげで、居ながらにして貴重書を読めるようになりました。それでは、現物を手に取る必要はなくなったのでしょうか?
 決してそんなことはありません。現物に触れることで初めて分かることは、たくさん残されています。
 このシンポジウムでは、書誌学と思想史研究の両面から、西洋貴重書それ自体が持つ価値に迫ります。書物に即した研究にはどのような可能性が あるか、図書館の現場で作成される書誌記述はどのようにして研究に活かされているか、その一端を紹介します。


【日時】 令和元(2019)年12月20日(金) 13:30-16:45予定 (13:00受付開始)
【会場】 一橋大学佐野書院

【プログラム】
モデレーター : 福島知己(帝京大学経済学部)
13:30-14:20 「旧体制下フランスにおける地下出版――リヨンの印刷業者ブリュイゼによる
海賊版『エミール』(1762年)の舞台裏」
坂倉裕治(早稲田大学教育・総合科学学術院)
14:20-15:10 「書誌学と思想史研究をつなぐ――書誌から読み解く『百科全書』――」
小関武史(一橋大学大学院法学研究科)
15:10-15:25 休憩
15:25-16:15 「西洋古典籍の書誌学的研究成果と図書館総合目録への反映 ――現状と
課題について――」
松波京子(名古屋大学附属図書館研究開発室)
16:15-16:45 全体討論

【参加申込】  参加申込フォーム からお申込をお願いします。

【主催】 「啓蒙の言説圏と浮動する知の境界:貴重書・手稿・デジタル資料を総合した
18世紀研究」(科研費基盤研究B)研究グループ
【協賛】 一橋大学社会科学古典資料センター
【後援】 日本18世紀学会