コンテンツ文化史学会2019年度大会~史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」~現在進行形の神話として(要参加登録)(2019年12月14日(土)、15日(日)、目白大学新宿キャンパス  研心館ホール)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.contentshistory.org/2019/11/16/1865/

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開催要項
日時:2019年12月14日(土)、15日(日)

場所:目白大学新宿キャンパス  研心館ホールhttps://www.mejiro.ac.jp/univ/campuslife/shinjuku/life/campus_map/

会費:会員無料 非会員:500円

共催:目白大学メディア学部メディア学科

【趣旨
 豊島区南長崎に存在したトキワ荘(1981年解体)は、手塚治虫をはじめとして、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫らが住んでいたことで知られる。彼らの作品や、その後のドラマ・アニメ・小説などで、マンガ家の聖地として取り上げられ、現在でもその跡地を訪れる人も多い。

 トキワ荘を取り上げた作品の多くは、実際にトキワ荘に住んでいた/訪問した人による「ドキュメンタリー」として作られており、当時居合わせた人間にしか分からないようなリアリティのあるディティールが描写される。しかし、様々な作品で描写されるトキワ荘の姿は、決して同一のものではなく、作品中の要請に応じてディフォルメされている。

 現在では、トキワ荘の復元施設として「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム」の建設が進められており、文化施設であると同時に、マンガ研究、さらにはコンテンツ文化史研究にとっても重要な拠点となることが期待されている。なお、トキワ荘の復元には計画当初から、目白大学メディア学部メディア学科(前:社会学部メディア表現学科)がアカデミックな観点から連携しており、すでに産業振興・地域活性化・人材育成の方面で蓄積を重ねている。 本大会では以上を踏まえ、これまでコンテンツ文化史学会で議論されてきた場所・史実とコンテンツとの相関性について具体的・実際的に検討するため、目白大学メディア学部メディア学科と共同(共催)で、「史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」~現在進行形の神話として」と題し、トキワ荘の聖地としてのイメージがどのように形成されてきたのかを多角的な視野から検討したい。】

タイムテーブル
1日目(12/14(土))大会シンポジウム「史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」」
13:00    開場

13:30-40   大会趣旨説明(山中智省( 目白大学人間学部子ども学科))

13:40-14:10 テーマ報告1(鷲谷正史(目白大学メディア学部メディア学科))

14:15-14:45 テーマ報告2(小出幹雄(としま南長崎トキワ荘共働プロジェクト協議会))

14:50-15:20 テーマ報告3(橋本一郎(作家・マンガ原作者))

15:30-16:45 パネルディスカッション

16:50-17:00 総括

17:00-17:30 総会

18:00-    懇親会(予定)

2日目(12/15(日))個別報告・セッション報告「 #承認が生み出すコンテンツ文化 」・エクスカーション
10:00 開場

10:15-10:20 開会

10:20‐10:50 川崎瑞穂(東京電機大学)「キャラソンの「誕生」―芸能史研究からみたコンテンツ文化―」

10:55‐11:25 鈴木真奈(近畿大学)「日本のマイコンブームの担い手は誰であったのか―個人をユーザーの単位とするコンピュータの黎明期を再考する―」

11:30‐12:00 神谷和宏(北海道大学国際広報メディア・観光学院)「「物語の稀薄化」の表象としての東京ディズニーランド」

12:00-13:00 昼休み

13:00-14:40 セッション報告「#承認が生み出すコンテンツ文化」

中村香住(慶應義塾大学大学院社会学研究科)
関根麻里恵(学習院大学大学院人文科学研究科)
山内萌(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)
14:50-16:30 エクスカーション(トキワ荘跡地・マンガの聖地としまミュージアム・トキワ荘通りなど)