国文学研究資料館が、中津市歴史博物館所蔵の貴重な医学関係の古典籍のうち44点を、「新日本古典籍総合データベース」で公開

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【中津市歴史博物館(通称:なかはく)は、本年11月1日、黒田官兵衛が築いた中津城内堀沿いに オープンしたばかりの博物館です。江戸時代の中津藩は蘭学を奨励し、『解体新書』の編著者であ る前野良沢や、日本初の日蘭辞書『蘭語訳撰』を編さんした奥平昌高らを輩出しました。現在でも 中津に伝わった蘭学や医学に関する貴重な資料を納めた、医家史料館が2館存在しています。中津 市歴史博物館は、医学書を含む中津市教育委員会所蔵の多くの古典籍を収蔵しています。
また、中津市は福沢諭吉の生誕地としても有名であり、 『学問のすヽめ』をはじめとする関連資 料も所蔵しています。
国文研は平成29年度より古典籍のデジタル化を開始し、 『解体新書』 『華岡青洲所診画帳』 『学問のすヽめ』等の貴重資料をデジタル化しました。今後も継続してデジタル化を行い「新日本 古典籍総合データベース」より順次公開予定です。】

■公開作品リスト
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/list-nktc.html

国文学研究資料館によるプレスリリース
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20191113_release.pdf