和漢韻文研究会『樹間爽風』第四号(2025年3月)

『樹間爽風』編集委員会(和漢韻文研究会)さまよりいただきました。
和漢韻文研究会 公式サイトはこちら。
https://www.wakankenkyu.com/
発行日:2025年3月31日
並製・A4判・128頁
ISBN:2436-7494
【目次】
刊行挨拶
論文・書評論文・研究ノート
共鳴する身体―小川洋子論― 柴田勝二
『源氏物語』須磨巻と菅原道真の詩文との関連について――須磨巻における源氏の交友場面を手がかりに―― 顧姍姍
批判精神としての北村透谷の「厭世」―中世・近世隠逸思想との関連から― 陳璐
新聞小説家としての谷崎潤一郎―『東京日日新聞』と小説「羹」― 林青
肉体と共振する言葉―柴田勝二『劇作家 三島由紀夫――「お芝居」のなかの告白』を読む― 滕夢溦
賀茂氏久の和歌について 村尾誠一
「和」という方法の拡張性―源順「万葉集和せる歌」の再解釈を通して― 土田耕督
俊成の「歌の道」考 菅長理恵
自己検閲、記憶、文学的改変―GHQ占領下における安部公房の初期作品― 解放
寄稿・エッセイ
西原邦子の詩について 西原大輔
旧派ということ 村尾誠一
もう一つのあとがき 藤井嘉章
卒論ノート・修論ノート
江戸川乱歩の「妙」―現実と非現実の境界― バクボヨン
有島武郎「一房の葡萄」論―作者の児童観と作品の間にある乖離― ハスウン
「横読み派」の視点から考察する Webtoon の「読みづらさ」とは ―マンガの横読み本と縦スクロール本の対比― 下谷吉平
伝統芸能との出会いによる日本語学習の意識変容 江澤実紀
翻訳
邦訳『楊家将演義』―新編全像楊家府世代忠勇演義志傳 第三巻― 訳:平原真紀 監修:解放
『樹間爽風』投稿規定
編集後記・刊記