東京大学大学院情報学環、株式会社QUICK:災害デジタルアーカイブの最前線 能登半島地震から1年・石川県デジタルアーカイブキックオフイベント (2025年1月15日(水) 10:00〜17:00、石川県立図書館(エントランス、だんだん広場、食文化体験スペース))※ワークショップ要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://da2025.jp/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

災害デジタルアーカイブの最前線
能登半島地震から1年・石川県デジタルアーカイブキックオフイベント

2025年1月15日(水) 10:00〜17:00

イベントについて
2025年1月には、阪神・淡路大震災から30年、そして能登半島地震から1年が経過します。

激甚災害は絶え間なく発生しており、災害の実相を記録し、未来の備えに活かす「デジタルアーカイブ(DA)」の重要性は高まっています。QUICKは2024年8月に東京大学大学院情報学環の渡邉英徳研究室と共同で「災害地域の多元的デジタルアーカイブズの研究開発」を開始しました。

そして、石川県が構築を進める「能登半島地震アーカイブ(仮称)」が1月に公開される予定です。

そこで、公開を記念し、今後の能登半島地震アーカイブの発展・活用の出発点となるイベントを開催することにいたします。本イベントは,東京大学・NHKの包括連携協定(東京大学創立150周年記念事業)の一環として実施されます。


実施概要
場所

石川県立図書館(エントランス、だんだん広場、食文化体験スペース)
石川県金沢市小立野2丁目43番1号

日時

2025年1月15日(水) 10:00〜17:00

主催

東京大学大学院情報学環(渡邉英徳研究室、講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座)
株式会社QUICK

後援

石川県、NHK金沢放送局、読売新聞社

参加

無料(ワークショップは事前に応募・登録が必要)

イベントの構成
本イベントは、①最新技術を駆使した災害DAの展示、②DAの今後の発展と活用を多角的に論じるシンポジウム、③市民参加のDA構築技術の習得をめざしたワークショップ、の三つのイベントで構成されます。

access_time
12:00-17:00

1

災害DA展示
(エントランス、だんだん広場)

フォトグラメトリ、衛星画像・航空写真、デジタルアース、VR・ARなどの最先端技術を利用した災害デジタルアーカイブの取り組みを上映展示します。これらの技術により、高精度な被災地の再現や詳細な災害状況の記録が可能となり、復興支援や防災教育に大きく貢献することができます。

access_time
13:00-15:00

2

これからの活用を考えるシンポジウム
(だんだん広場)

「能登半島地震アーカイブ(仮称)」を含めた災害DAを今後社会的にどのように活用し、継続的に発展させていくか、地元関係者、技術、社会、経済、教育等様々な観点から率直な意見交換を行います。

①ご挨拶(10分)

主催者挨拶:渡邉 英徳(東京大学大学院情報学環 教授)

②オープニングアクト(90分)
(登壇者(50音順・敬称略))

小松 尚平(東京大学 特任研究員)
清水 雅楽乃(アステナホールディングス株式会社 常務執行役員)
上甲 鉄(読売新聞写真部 記者)
鈴木 聡(NHKメディアイノベーションセンター)
素都 明子(石川県 知事室戦略広報課 課長)
羽生田 文登(Code for Noto 代表)
渡邉 英徳(東京大学 教授)
(50音順・敬称略)

③会場からのご発言(15分)

※アンケートツールを活用

④ご挨拶(5分)

主催者挨拶:髙見 信三(株式会社QUICK 代表取締役社長)

3

DA技術・リテラシー取得のためのワークショップ(第1回)
(食文化体験スペース)

地域の皆さんが主体となって収集した写真や映像、体験談などの貴重な記録が、今後は災害の実態をより深く理解するための重要な資源となっていきます。本ワークショップは、市民参加のDA構築と活用のための技術を身に着けるため、石川県民のあらゆる世代を対象に継続的に行なうワークショップ・シリーズの第1回となります。今回は災害データをもとにした「デジタルマップ」と「ARアプリ」の作成法を学びます。

access_time
10:00-12:00

デジタルマップ作成(持ち物:PC)

access_time
15:00-17:00

ARアプリ作成(持ち物:PC+スマホ)