柳井イニシアティブ:国際シンポジウム「医学・文学・仏教 ― 東アジア知識体系の形成と変容」(2024年11月30日(土)13時00分~18時10分、早稲田キャンパス3号館704教室)

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シンポジウムの情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/culture/news/2024/11/13/28479/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

医学・文学・仏教 ― 東アジア知識体系の形成と変容

本国際シンポジウムでは、文学、医学、歴史、仏教といった多様な分野が持つ独自の知識体系がどのように交差し、互いに補完し合うことで新たな理解を形成してきたのかを考察します。それぞれの分野における歴史的背景と、これらが現代の学問や社会に与えている影響を検討し、その相互作用がどのように学問的な発展を促進してきたのかを明らかにします。

文学、医学、歴史、仏教といった多様な分野は、それぞれが持つ独自の知識体系と文化的背景を持ちつつも、互いに影響を及ぼし合うことで新たな知見と視点を生み出してきました。シンポジウムでは、これらの知識がどのように交流し、学問的な境界を越えて共鳴し合ってきたのかを、具体的な事例とともに議論します。

さらに、異文化間の交流がどのように個々の分野における発展を促進し、また新たな文化的な理解を生んできたのかを考察し、現代社会におけるその影響と今後の可能性についても議論します。学際的な視点での探求を通じて、文学、医学、歴史、仏教、文化交流の各分野が如何にして相互に補完し合い、新しい知識や理解を提供してきたのかを明らかにし、人文学と社会科学の未来の展望を開く場を提供します。

内容
日時:11月30日(土) 13時00分~18時10分(開場12時30分)
会場:早稲田キャンパス3号館704教室
言語:日本語、基調講演のみ中国語(日本語資料あり)
参加:学生、教職員、一般、どなたでも無料で参加できます。当日参加も可能ですが、事前登録をするとスムーズにご入場できます。
主催:柳井イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト

シンポジウム
13:00  開会挨拶
~基調講演~
13:10  陳明「江戸時代における吸毒石とテリアカとの比較について」
~第一セッション~
13:50  発表1・町泉寿郎「医家の文芸ー漢詩文を中心にー」
14:20  発表2・真柳誠「日本・朝鮮・ベトナム各医学の独自化に見えた共通傾向と歴史背景」
14:50  発表3・伊丹「林羅山と医学知識」
15:20  コメントとディスカッション・入口敦志
15:50  休憩
~第二セッション~
16:10  発表4・丁莉「『大唐伝戒師僧名記大和上鑑真伝』逸文に見る上宮太子記述への一考察」
16:40  発表5・ Clarence Lee「近世中後期における和学と医学のつながりー鈴屋の医師たちを中心にー」
17:10  発表6・小峯和明「仏教医学と仏教文学」
17:40  コメントとディスカッション・李銘敬
18:10  閉会

注意事項
講演中、主催者側で記録のために写真を撮ります。
ウェブサイト等に掲載する可能性がありますので、気になる方がいらっしゃいましたらスタッフまでお声がけください。