国立国会図書館:「デジタルアーカイブフェス2024―活用最前線!―」(2024年8月26日(月)10:00~16:40、オンライン)※要申し込み

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/index.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

開催趣旨
 社会全体が急速にデジタル化する中で、多様なUGC(User Generated Contents)が創作・発信されるなど、デジタルコンテンツの蓄積は日々拡大しています。同時に、アーカイブ化されたデジタル資料や、過去のコンテンツの利用ニーズがより一層高まっています。

 そのような中、我が国のデジタルアーカイブ利活用の分野横断プラットフォームであるジャパンサーチは、2020年8月の公開以来、様々なデジタル情報資源を網羅的にナビゲーションできるよう、連携先の拡大等に努めており、「ジャパンサーチ戦略方針2021-2025」の枠組みの下、デジタルアーカイブの構築・共有と利活用促進に向けた取組を実施しています。

 文化資産や学術資料等がデジタル化され、他のアーカイブと結び付いて横断的に利活用が可能となることで、より多くの価値を生み出せるものとなります。このような観点のもと、デジタルアーカイブが日常に溶け込んだ豊かな創造的社会の実現を目指し、ジャパンサーチの連携・活用事例の紹介や、デジタルアーカイブに取り組む機関・活用者の顕彰等を行う「デジタルアーカイブフェス2024」を開催します。

 第3回目を迎える今回は、直木賞作家・永井紗耶子氏による基調講演のほか産学官の関係者が一堂に会し、デジタルアーカイブの利活用に関する優良事例の共有を図るとともに、デジタルアーカイブを用いた共創コミュニティの構築を広げていくことを目指し、幅広い関係者の連携促進を図ります。

【プログラム概要】
第I部 シンポジウム(10:00開始)
(1)基調講演
「デジタルアーカイブと創造する」
作家 永井紗耶子
(2)対談
作家 永井紗耶子
デジタルアーカイブ推進に関する検討会座長/国立情報学研究所名誉教授
高野 明彦
(3)デジタルアーカイブジャパン・アワード2024 表彰
進行:デジタルアーカイブジャパン・アワード2024選考委員長/
東京大学大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センター准教授
大向 一輝
第II部 文化観光産業とデジタルアーカイブの活用等(13:30開始)
(4)デジタルアーカイブを活用した文化資産の継承と共創
「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」
東京工業大学准教授 川上  玲
「アニメ制作会社の中間生産物アーカイブについて」
株式会社トリガー 舛本 和也
第III部 ジャパンサーチ連携・活用事例等(14:40開始)
(5)ジャパンサーチとの連携について(概要と連携方法等)
国立国会図書館
(6)ジャパンサーチ連携・デジタルアーカイブ活用事例報告
〇 東京学芸大学「デジタルアーカイブの教育活用拡大を目指して
―ジャパンサーチと東京学芸大学教育コンテンツアーカイブの連携事例―」
東京学芸大学総務部学術情報課 南雲 修司
〇 大阪府松原市「まつばら文化財デジタルアーカイブを活用したイベントについて」
松原市教育委員会事務局文化財課 大矢 祐司
〇 龍谷大学図書館「龍谷大学図書館デジタルアーカイブとジャパンサーチ連携」
龍谷大学図書館事務部 隨念 佳博
〇 国立劇場「ギャラリーを活用した国立劇場オンライン展示の取組について」
国立劇場調査資料課 宮﨑 信子
〇 愛知県美術館「愛知県美術館にとってのデジタルアーカイブ」
愛知県美術館 副田 一穂