北海道大学大学院文学研究院・人文学カフェ企画ワーキンググループ:第33回北大人文学カフェ「蕉が聴いた音 私に聞こえる音─ 日本古典文学の解釈と共有知─ 」(2024年7月28日(日)15:00〜16:30、紀伊國屋書店札幌本店sapporo55ビル インナーガーデン(北5西5))※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.let.hokudai.ac.jp/event/24565
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

日時・場所等
日時: 2024年7月28日(日) 15:00〜16:30
場所: 紀伊國屋書店札幌本店 sapporo55ビル インナーガーデン(北5西5)
※イベント終了後のオンライン視聴あり
定員: 70名 参加費無料(要申込・先着順)
主催: 北海道大学大学院文学研究院・人文学カフェ企画ワーキンググループ


話し手
南 陽子(みなみ ようこ)さん
北海道大学 大学院文学研究院 日本古典文化論研究室 准教授[日本近世文学]


お話の概要
わずか17文字で綴られた、ハイクという文芸。
紙とペンだけで始められるこの最も小さな文学は、300年以上に渡って、日本の四季の移ろいを切り取り、生活の中の様々な情感を表現してきました。
17文字で描かれたある光景を通して「私」に見えているものは、隣の「誰か」が見ているものと、果たして同じものだったでしょうか。自明に見えた、そのひと言ひと言の前で足を止めてみると、思いがけず全く違う風景が見えてくるかもしれません。無数に枝分かれする解釈が示すものは、白?黒?それともグレー?
たとえば芭蕉の描いた音風景が、何を奏でていたのか。
わずか17文字の言葉から、どんな音が響くのか。耳を澄まして聴いてみてください。