日本史研究会3月例会「藤原頼通政権を考える」(2024年3月17日(日)11時~17時30分、京都大学吉田キャンパス本部構内 文学部第3講義室)
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「藤原頼通政権を考える」
日時:2024年3月17日(日) 11時~17時30分
場所:京都大学吉田キャンパス本部構内 文学部第3講義室
※対面形式で実施いたします。オンラインでの配信はございません。
報告:海上 貴彦(東京大学史料編纂所)
「藤原頼通政権と時期区分論」
黒須 友里江(東京大学史料編纂所)
「藤原頼通の政治手法--道長との比較から--(仮)」
末松 剛(九州産業大学)
「宮廷儀礼史における藤原頼通」
浜中 邦弘(同志社大学)
「藤原頼通とその一門の考古学的検討--宇治を中心に--」
福家 俊幸(早稲田大学)
「頼通の時代と文学世界--道長の時代を視野に入れつつ--」
藤原頼通が摂政・関白として政治の中枢を担った期間は五〇余年に及ぶ。道長による摂関政治全盛期と、院政につながる政治体制が見られるとされる後三条天皇の時期との間にあたり、政治体制や権力の構造や特質に関する具体的な議論が求められる。しかし、近年研究の進展の著しい前後の時期に比べると、残存する文献史料の少なさもあり、検討が手薄な状況にある。また研究の細分化が進むなかで、この時期を区切りとして古代史研究者と中世史研究者との間である種の棲み分けがなされている観もある。
このような点を踏まえ、本例会では古代史・中世史・儀礼史・考古学・国文学という異なる視点から、藤原頼通の時代及び頼通その人を取り上げる。多様な分野からの報告・それに基づく議論を通して、より立体的にこの時代を捉える視座を共有したい。
参加無料・事前予約不要。
※本会終了後には会場周辺にて懇親会を予定しております。奮ってご参加ください。