早稲田大学総合人文科学研究センター:「東アジアの文芸における正統観」(2024年3月7日(木)13時~17時30分、戸山キャンパス33号館16階第10会議室)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/flas/rilas/news/2024/02/05/12332/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


「グローバル化社会における多元文化学の構築」部門主催
東アジアの文芸における正統観

古代より人類は「正統」をめぐる様々な言説を生み出してきた。太古の神話から現代の政治的声明に至るまで、「正統」の主張は至る所に立ち現れてくる。しかしながら、「正統」とは何か。各集団・各文化において正統性を担保するものは、神託、正義、宝物、血統など、有形無形の多様性を見せている。本シンポジウムでは、その中でも東アジアの文芸において表明されている「正統観」に焦点を当てる。研究対象とする時代や地域の異なる各専門家の報告から、「正統」をめぐる位相の差異や共通点、複雑性を浮かび上がらせることを目標としたい。


日時:2024年3月7日(木)13時~17時30分
形式:対面
会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館16階第10会議室


タイム・テーブル

<主旨説明>

13時:長谷川隆一(文学学術院講師(任期付))

<個別講演>

13時05分~13時55分:長谷川隆一(文学学術院講師(任期付))「北宋士大夫における正統観」
14時00分~14時50分:山吉頌平(文学学術院助手)「『白山大鏡』に見える泰澄の正統性」
14時55分~15時45分:崔鵬偉(龍谷大学 世界仏教文化研究センター 博士研究員)「正統と怪異―摂関家にまつわる百鬼夜行譚―」
15時45分~16時40分:パトリック シュウェマー(武蔵大学准教授)「キリシタン文学は「正統な」日本文学か」
16時45分~17時30分:総合討論―正統とはなにか?―