文芸対話プロジェクト"YOMU" トークセッション「文学におけるジェンダー、文化、政治の交差するところ」(2023年12月8日(金)、国際文化会館講堂)※要申込

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公式サイトはこちら。
https://www.jpf.go.jp/j/project/intel/exchange/yomu/2023/11-01.html

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タイトル:文学におけるジェンダー、文化、政治の交差するところ
実施日時:2023年12月8日(金曜日)15時~17時(14時30分より開場)
会場:国際文化会館外部サイトへ移動します 講堂
参加:無料、事前登録制(定員80名)※定員に達し次第受付終了
言語:英語・日本語(同時通訳あり)
登録:https://jp.surveymonkey.com/r/97QQSBN外部サイトへ移動します
主催:国際交流基金(JF)


国際交流基金(JF)は2023年12月8日(金曜日)に、インドネシアの作家インタン・パラマディタ氏、英国ティルティッド・アクシス・プレス社のクリステン・アルファーロ氏、英文学者の小川公代氏によるトークセッション「文学におけるジェンダー、文化、政治の交差するところ」(無料・要事前申込み)を実施します。多様な文化や価値観の理解促進とネットワークの形成・拡大を目指し、日本と世界の文芸関係者による対話の場を創造する文芸対話プロジェクト"YOMU"の一環として実施するものです。

世界には、国籍、人種、社会階層、性別、性的指向などに起因する構造的な非対称性が複雑に重なり合って存在しています。私たちのもとに届く語りや物語もまた、その出自によって語られるものとそうでないものが峻別され、文学空間の多様性や知の生産のありかたに影を落としてきました。それは、自分とは異なる他者をどう理解するかという問いとも深く関わります。本セッションでは、ジェンダー、文化、政治が交差する先に立ち現れるさまざまな課題について、文学を起点に考えます。登壇者は、フェミニズムの視点から不均衡をめぐる問いを投げかける作家のインタン・パラマディタ氏、アジア文学の翻訳出版を通して多様な声を「可視化」してきたティルティッド・アクシス・プレスのクリステン・アルファーロ氏、そして、ケアの倫理と文学について広く発信する英文学者の小川公代氏です。文芸を通して、多様な声に耳を傾けること、他者性について想像をめぐらせることについて、考えてみませんか。

■登壇者
インタン・パラマディタ
作家、学者。英語による著作にThe Wandering(彷徨)とApple and Knife(リンゴとナイフ)(Harvill Secker, Penguin Random House UK)。 インドネシア語からの翻訳はステファン・J・エプスタインが担当。英国ペン翻訳書賞、テンポ誌が選ぶ最優秀小説賞ほか、2021年に豪州ステラ賞にノミネート、『米国ベスト・トラベル・ライティング2021』に選出された。2023年、イスラムの物語と東南アジアの民話を織り交ぜたフェミニスト・ゴシック小説 Malam Seribu Jahanam(千の業火の夜)を出版。ニューヨーク大学で博士号取得後、シドニーのマッコーリー大学でメディア研究の上級講師を務める。シンガポール南洋理工大学によるアジア・クリエイティブ・ライティング・プログラムに参加中。2022年、YOMUプロジェクトにエッセイを寄稿。

クリステン・ヴィダ・アルファーロ
英国のティルティッド・アクシス・プレス(Tilted Axis Press)出版者。出版業界に入る以前は、ロンドンの文化複合施設バービカン・センターで労働者や反人種差別運動の組織化を主導したほか、ニューヨークでアート映画やビデオ映像の歴史に関する執筆活動を行ってきた。ティルティッド・アクシス・プレスの新たなステージを切り開いていくべく、今後は現代文学や歴史文学の翻訳出版と並行し、各種の学際的なプロジェクトを展開していく予定。これまでに「2023年東南アジア文学フォーラム」を共同開催したほか、アジアやアフリカのパートナーとの連携構築プロジェクトを推進している。

小川公代(モデレーター)
上智大学教授。専門は医学史とイギリス文学、主にゴシック小説。単著に『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版)、『ケアの倫理とエンパワメント』『ケアする惑星』(ともに講談社)、共著に『幻想と怪奇の英文学1』『幻想と怪奇の英文学 2 増殖進化編』(春風社)、『ジェイン・オースティン研究の今』(彩流社)などがある。訳書としては、『エアスイミング』(シャーロット・ジョーンズ著、幻戯書房)、共編著としては、Johnson in Japan(Bucknell University Press)や近刊のAusten and Asia(Palgrave Macmillan)などがある。また、2022年にはオンライン講座「ジェイン・オースティンとアジア」(Jane Austen & Co.)をインガー・ブロディとアン・ファーティッグと共催した。

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