人間文化研究機構:第41回人文機構シンポジウム「戦争をめぐる生と死」(2024年1月28日(日)12:00~17:00、コモレ四谷タワーコンファレンス+Zoomウェビナー)※要申し込み

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.nihu.jp/ja/event/symposium/41

--------------------

※詳細は上記サイトをご確認ください。


日時:2024年1月28日(日)12:00~17:00
会場:コモレ四谷タワーコンファレンス(東京都新宿区四谷1-6-1)
オンライン(Zoomウェビナー)併催


 「生」と「死」に、生物学的現象以上の意味や価値を付与し、それをめぐる言説や象徴や行為を社会の維持と変革につなげていくことは、人類共通の普遍的事象であるとともに、個々の集団(民族・国家・共同体)の文化的・社会的多様性をもっとも如実に映し出す。

 本シンポジウムは、とりわけ「死」の意味や価値、言説や行為がクローズアップされる「戦争」という社会的状況に光を当て、過去や近現代のさまざまな社会において、生と死の姿がどのように言説化され、象徴化され、それをめぐる社会的・文化的行為として表現されるかを明らかにする。そのことを通じて、戦争の文化的・社会的本質と、それに照らした人間の生と死の文化的意味を浮き彫りにしたい。


プログラム:

12:00-
ごあいさつ
12:05-12:20
趣旨説明 「戦争をめぐる生と死―先史から現代まで」
 松木 武彦(国立歴史民俗博物館 教授)
12:20-13:00
講演1 「民族学からみた戦争」
 野林 厚志(国立民族学博物館 教授)
13:00-13:40
講演2 「葬送儀礼に見られる戦争の徴」
 山田 慎也(国立歴史民俗博物館 副館長・教授)
<休 憩>
13:50-14:30
講演3 「追悼の"かたち" --近代における黙祷儀礼の発生と変容」
 粟津 賢太(上智大学グリーフケア研究所 客員研究員・人材養成講座講師)
14:30-15:10
講演4 「日本アニメが描く第二次世界大戦:生と死の多面的な表現」
 アルト・ヨアヒム(国立歴史民俗博物館 特任助教)
15:10-15:50
講演5 「文明と戦争-生と死のコントロール-」
 松本 直子(岡山大学文明動態学研究所 教授)
<休 憩>
16:00-16:55
パネル討論「戦争をめぐる生と死」
 参加者:松木・野林・山田・粟津・アルト・松本
17:00
閉会