2023年度訓点語学会訓点資料講習会第2回(2023年12月9日(土)9時~17時、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://kuntengo.com/training_session/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


訓点資料は、国語史研究において重要な位置を占めています。しかし訓点資料研究のためには独特の知識を必要とし、研究者人口の現状とも相俟って、その研究方法の伝承が焦眉の急となっています。
 このような現状を背景に訓点資料研究の知識と実技を教授し、幅広く国語史研究や関連諸領域の研究者の日々の研究に役立てて頂けるようにしたいと考えます。
今年度の講習会は、昨年度に引き続き9月、12月、3月に開催します。予定している講師と講義内容は次のとおりです。それぞれの約1ヶ月前を目処に受講者を募集します。受講ご希望の方はその都度申し込みください。


○第2回
2023年12月9日(土)9時~17時(12時30分から13時30分まで休憩時間)

【第2回講習内容】
第2回の講習は宇都宮啓吾が仏書訓点資料について担当します。
仏書訓点資料を目の前にした時にどのような調査をするかという視点から、書誌学的な調査や調書作成の具体的な方法について説明します。その流れの中で、片仮名字体・ヲコト点等の概説や年代判定・僧侶の分析方法等の問題について言及し、「訓点資料の解説」の類がどのように行われているかといった内容についても触れていきます。 

【対象】
訓点資料研究に関心を持っている学生(学部・大学院、研究生、留学生)、若手研究者、一般社会人等

【資格】
申込資格はありませんが、希望者多数の場合は先着順とします。

【人数】
30名程度

【費用】
無料

【講師】(五十音順)
宇都宮啓吾(大阪大谷大学教授)(第2回担当)
小助川貞次(富山大学名誉教授)(第1回担当)
月本雅幸(東京大学名誉教授)(第3回担当)

【事前配布資料】
タイムテーブルの詳細等を記した受講の要領と使用資料を事前に配布します。