高知県立大学公開講座「翻訳の悦び、注釈の楽しみ-いま改めて、世界文学を読む」(2023年11月23日(木・祝)13時~16時40分、永国寺キャンパス 教育研究棟1階A101講義室+Zoom)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://www.u-kochi.ac.jp/site/aeru/20231123.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
本来、「文学」はとても面白いものです。ところが、近年「文学離れ」とでもいうべき状況が起こってきています。とりわけ、外国文学への関心の低下は、若い学生たちの間でも顕著です。
外国の文学や古典文学を読む上で、何よりも必要なのは、「翻訳」です。また、古典文学などの場合は、「注釈」がそこに加わります。こうした「翻訳」や「注釈」を切り口に、広く世界の文学を楽しんでいただくきっかけをつくろうと、今回の企画を立てました。基調講演には、中国古典文学の中でも、名前だけは有名な一方で、難解なことで知られる『金瓶梅』の新訳を現在精力的に進められている田中智行先生(大阪大学)をお招きします。この新訳『金瓶梅』は、各所で大きな反響と高い評価を得ています。
また、第二部では、高知県立大学文化学部の教員を中心に、日本文学、アメリカ文学、中国文学の立場から、個別発表とパネル討議を行う予定です。
高校生から年配の方まで、広く文学に興味、関心をお持ちの方に楽しんでいただけるシンポジウムとしたいと考えていますので、多くの方のご参集をお待ちしています。
◆日時 : 2023年11月23日(木曜日・祝日) 13時 00分~16時40分
◆場所:
(1)会場開催(対面)
永国寺キャンパス 教育研究棟1階 A101講義室 (高知市永国寺町2-22)
(2)Zoomオンライン開催
第一部 基調講演 13時00分~14時00分 (オンライン登壇)
「古典翻訳という冒険 ――中国四大奇書『金瓶梅』新訳に挑む」
田中 智行(大阪大学大学院人文学研究科准教授)
第二部(1) 個別発表 14時10分~15時40分
(1)「中国怪奇小説集『聊斎志異』の翻訳世界」
高西 成介(高知県立大学文化学部教授)
(2)「明治文学への注釈と読解----注釈の正しさと読解の力学」
田中 裕也(高知県立大学文化学部准教授)
(3)「もうひとつの声ーーテクストとしての注釈」
山口 善成 (金沢大学国際学系教授)
第二部(2) パネル討議 15時50分~16時40分
パネリスト:田中 智行
山口 善成
田中 裕也
司会進行: 高西 成介
◆対 象 : どなた様もご参加いただけます。
◆定 員 :定員150名(会場参加の場合)
◆参加費 :無料