第17回明星研究会シンポジウム 関東大震災100年(2023年12月3日(日)14時~16時30分、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://tinyurl.com/4n88swja

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


第17回 明星研究会シンポジウム 関東大震災100年
関東大震災の衝撃 ~ 表現者が見たもの

関東圏に甚大な被害を及ぼした関東大震災から、今年でちょうど100年。多くの建物が倒壊し、道路は寸断、死傷者の殆どは火災によるものだったと検証されています。
被災した人々には、当然ながら文学者も含まれます。彼ら彼女らはこの稀有な体験をどのように受け止め、そこから何を学び、その後の文学活動はどのように展開したでしょうか。
今回は、関東大震災の衝撃が文学者にもたらしたものについて多角的に考えたいと思います。

本年、『震災日録―記憶を記録する』(岩波新書)『聞き書き・関東大震災』(亜紀書房)を上梓された作家の森まゆみさんには、「わが町の関東大震災―犀星も野上弥生子も芥川もいた」と題するお話をうかがいます。

第2部は、歌人による鼎談をおこないます。明星研究会から、松平盟子が「晶子の『瑠璃光』は有島武郎の死と関東大震災を抱き合わせた挽歌集」、前田宏が「大震災と歌壇の刷新─同人誌『日光』の誕生」、米川千嘉子が「大震災と岡本かの子『浴身』」をテーマとし、存分に語り合います。従来にない新たな見地を展望できれば幸いです。

遠方から視聴される皆さまにお応えすべく、今回もZoomにて開催いたします。参加を希望される皆さまは以下のサイトからお申し込み下さい。


●プログラム●
第1部 講演
「わが町の関東大震災―犀星も野上弥生子も芥川もいた」 森まゆみ(作家)
第2部 鼎談
「歌人たちは大震災をどう詠み、何を考えたか? 晶子・白秋・夕暮・かの子」
         松平盟子(歌人) 前田宏(歌人) 米川千嘉子(歌人)

●日時● 2023年12月3日(日) 14時~16時30分
●場所● Zoomオンラインで開催します
●参加費●一人2千円