説話文学会2023年度大会(2023年7月1日(土)2日(日)、早稲田大学小野記念講堂+Zoom)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら



http://www.setsuwa.org/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


日時:2023年7月1日(土)・7月2日(日)
会場:早稲田大学 小野記念講堂(27号館地下2階)
◆Zoomを利用してインターネット配信する予定です。


第一日:7月1日(土)

受付開始         [9時30分]
午前の部         [10時~11時45分]

【開会の辞】
早稲田大学文学学術院長  高松 寿夫

講演会「説話の文学・美術・宗教」
〈裏返しの仏伝〉という文学伝統――『源氏物語』再読と尊子出家譚から
国際日本文化研究センター  荒木 浩

説話文学研究と宗教研究のはざまで
茨城大学  伊藤 聡

仏教美術の物語表現法
早稲田大学  肥田 路美

午後の部         [13時30分~17時30分]

シンポジウム「説話の文学・美術・宗教――『釈氏源流』を軸に」 [13時30分~15時15分]

仏伝文学としての『釈氏源流』
立教大学名誉教授  小峯 和明

『釈氏源流』仏教東伝記事の歴史観と挿図の意味
早稲田大学  吉原 浩人

造形語彙集としての『釈氏源流』――日本中世絵巻との接点を探る――
早稲田大学  山本 聡美

『釈氏源流』を通してみる明代絵入り刊本の出版と流通
早稲田大学  河野 貴美子

司会:小峯 和明
コメンテーター:北京外国語大学日本学研究センター  張 龍妹
コメンテーター:中国人民大学  李 銘敬

ラウンドテーブル「説話文学研究 つぎの六〇年に向けて」 [15時30分~17時30分]
説話集研究の現状と今後
京都府立大学  本井 牧子

軍記物語研究と説話文学研究
明治大学  牧野 淳司

説話と絵画をめぐる研究の動向と展望
慶應義塾大学  恋田 知子

説話の観点からみた能楽研究の動向と展望
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫  高橋 悠介

コーディネーター:近本 謙介
司会:青山学院大学名誉教授  佐伯 真一


第二日:7月2日(日)
受付開始      [10時]
午前の部     [10時30分~11時50分]

研究発表
総合司会:白百合女子大学  伊東 玉美

『保元物語』源為朝像の再検討――その二面性と鬼島渡り記事の成立背景――
法政大学兼任講師  阿部 亮太

「十念寺縁起絵巻」の制作背景――誓願寺縁起諸本との関係から――
早稲田大学大学院博士後期課程  大澤 茉歩

休憩         [11時50分~13時30分]
総会(説話文学会賞授与) [13時30分~14時30分]
午後の部     [14時40分~16時]

研究発表
キリシタン神話の伝来と展開――「楽園喪失物語」を中心に
東京大学大学院博士後期課程  呂 雅瓊

『本朝桜陰比事』巻頭の裁判説話をめぐって――雷神信仰と政道批判――
中国人民大学外国語学院博士後期課程  鄭 一鳴

【閉会の辞】
早稲田大学  河野 貴美子

※共催:早稲田大学文学学術院
※企画展示「説話の文学・美術・宗教:『釈氏源流』と仏伝」
会期:2023年6月26日(月)~7月7日(金) 於:早稲田大学総合学術情報センター二階展示室
協力:早稲田大学図書館