早稲田大学高等研究所:<うたと信仰>シリーズ第1回シンポジウム「日本の<うた>-古代と中世」(2023年6月25日(日)14:00~17:30、早稲田キャンパス26号館302号室+オンライン)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/inst/wias/news/2023/05/31/13529/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


趣旨説明

〈うた〉を担う者たちはどのように神的なるものと向き合っていたのであろうか。また、その宗教活動はその文化や時代をどのように意味づけていたのであろうか。本シンポジウムでは、日本列島に光をあて、『古事記』、『日本書紀』にみる古代歌謡をとりあげ、さらに、仏教信仰、仏教儀礼における釈教歌などの仏教関係の和歌の役割について考察する。〈うた〉と神への祭祀、〈うた〉と仏教信仰・儀礼の関わり方が古代と中世のテクストをどのように意味づけるか、よみ解いていく。神的領域に踏み入る者たちの言語活動の宗教性に関して、〈うた〉というキーワードからそのエッセンスを抽出し、新たな問題提起を試みる。


プログラム

14:00~14:05 開会の挨拶
アンダソヴァ マラル(早稲田大学高等研究所 講師)

14:05~14:35 歌の起源としてのスサノヲ
松田浩(フェリス女学院大学文学部 教授)

14:35~15:05 〈音〉からみる歌と神
アンダソヴァ マラル

15:05~15:35 中世百首歌「釈教」題における「日の本」
岡﨑真紀子(国文学研究資料館 教授)

15:35~16:05 法文歌における自然詠による教理の日本化
フィットレル アーロン(早稲田大学高等研究所講師)

16:05~16:25 休憩

16:25~17:25 パネルディスカッション

17:25~17:30 閉会の挨拶
フィットレル アーロン

  司 会:梅田径(日本学術振興会・特別研究員PD)


対 象
学部生・大学院生・研究者・教職員

主 催
早稲田大学高等研究所

企 画
早稲田大学高等研究所講師 フィットレル アーロン
早稲田大学高等研究所講師 アンダソヴァ マラル