執筆者・協力者一覧★『古文書の科学』全文公開

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執筆者・協力者一覧(五十音順)


■執筆

天野真志(あまの・まさし)
国立歴史民俗博物館准教授(日本近世・近代史、資料保存)
著書に、『地域歴史文化継承ガイドブック 付・全国資料ネット総覧』(共編著、文学通信、2022年)、『幕末の学問・思想と政治運動』(吉川弘文館、2021年)、『記憶が歴史資料になるとき』 (蕃山房、2016年)など。

石川隆二(いしかわ・りゅうじ)
弘前大学農学生命科学部教授(作物育種学)。著書・論文に「第1章 奥で保存活用されるシークヮーサーの知恵」(大西正幸・宮城邦昌編著『環境人間学と地域 シークヮーサーの知恵 やんばるの「コトバ-暮らし-生きもの環』京都大学学術出版会、2016年)、『〈三内丸山遺跡〉植物の世界』(共著、裳華房、2004年)、「1.モンスーン農耕圏の人びとと植物」「自然科学からみたイネの起源」(佐藤洋一郎監修『ユーラシア農耕史 1.モンスーン農耕圏の人びとと植物』 臨川書店、2009年)

小倉慈司(おぐら・しげじ)
国立歴史民俗博物館教授(日本古代史)。著書・論文に『差別の地域史―渡辺村からみた日本社会』(共編、法蔵館、2022年)、『古代律令国家と神祇行政』(同成社、2021年)、「皮革生産賤視観の発生」(『日本史研究』691、2020年)

尾上陽介(おのえ・ようすけ)
東京大学史料編纂所教授(古記録学)。論文に「陽明文庫所蔵『臨時祭之事』および紙背『貞観政要』について」(共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』31、2021年)、「近衞家家司平時兼の日記(『御八講』)について」(田島公編『禁裏・公家文庫研究』7、思文閣出版、2020年)、「中世近衞家の日記目録について」(新川登亀男編『日本古代史の方法と意義』、勉誠出版、2018年)

後藤 真(ごとう・まこと)
国立歴史民俗博物館准教授(人文情報学、総合資料学)。著書・論文に『地域歴史文化継承ガイドブック 付・全国資料ネット総覧』(共編著、文学通信、2022年)、『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』(共編、文学通信、2019年〈https://bungaku-report.com/metaresource.htmlで公開中〉)、「日本における人文情報学の全体像と総合資料学」(国立歴史民俗博物館編『歴史研究と「総合資料学」』吉川弘文館、2018年)

渋谷綾子(しぶたに・あやこ)
東京大学史料編纂所特任助教(考古科学、文化財科学)
論文に、Shibutani, A., Aono, T. and Nagaya, Y.: Starch granules from human teeth: New clues on the Epi-Jomon diet. Frontiers in Ecology and Evolution, 10, 2022.、Shibutani, A.: Scientific study advancements: Analysing Japanese historical materials using archaeobotany and digital humanities. Academia Letters, 2022.、渋谷綾子・高島晶彦・天野真志・野村朋弘・山田太造・畑山周平・小瀬玄士・尾上陽介「古文書料紙の科学研究:陽明文庫所蔵史料および都城島津家史料を例として」(『東京大学史料編纂所研究紀要』、32、2022年)など。

高島晶彦(たかしま・あきひこ)
東京大学史料編纂所技術専門職員(古文書・歴史資料の修理、古文書料紙)。論文に「デジタル機器を利用した楮繊維の分析」(『古文書研究』90、2020年)、「薄美濃紙の湿潤強さへの抄紙方法の影響」(『紙パ技協誌』73-6、2019年)、「『中院一品記』所収光厳天皇宸筆書状の料紙について」(湯山賢一編『古文書料紙論叢』、勉誠出版、2017年)

中村 覚(なかむら・さとる)
東京大学史料編纂所助教(人文情報学)。論文に、中村覚・高嶋朋子「持続性と利活用性を考慮したデジタルアーカイブ構築手法の提案」(『デジタルアーカイブ学会誌』Vol.5, No.1、2021年)、中村覚・大和裕幸・稗方和夫・満行泰河「Linked Data とデジタルアーカイブを用いた史料分析支援システムの開発」(『デジタル・ヒューマニティーズ』Vol.1、2019年)、中村覚・大和裕幸・稗方和夫・満行泰河・鈴木淳・吉田ますみ「Linked Dataを用いた歴史研究者の史料管理と活用を支援するシステムの開発」『情報処理学会論文誌』Vol.59, No.2、2018年)

貫井裕恵(ぬくい・ひろえ)
神奈川県立金沢文庫学芸員(日本史)。論文に「金沢文庫 今に息づく日本中世「知」のアーカイブズ」(『書物学』16、2019年)、「中世後期における御影供執事役について」(海老澤衷・高橋敏子編『中世荘園の環境・構造と地域社会』勉誠出版、2014年)、「中世寺院における寺誌の一側面―東寺と「弘仁官符」―」(『アジア遊学 中世寺院の空間・テクスト・技芸―寺社圏論のパースペクティヴ』勉誠出版、2014年)

野村朋弘(のむら・ともひろ)
京都芸術大学准教授(日本中世史・文化史)著書・論文に「後醍醐天皇を支えた廷臣─岡崎範国について─」(『國學院雑誌』122(11)号、2021年)、『史料纂集 宇治堀家文書』(橋本素子・角田朋彦・野村朋弘編、2021年、八木書店)、『諡―天皇の呼び名』(2019年、中央公論新社)

本郷恵子(ほんごう・けいこ)
東京大学史料編纂所所長・教授(日本中世史)。著書に『室町将軍の権力 鎌倉幕府にはできなかったこと』(朝日文庫、2020年)、『院政 天皇と上皇の日本史』(講談社現代新書、2019年)、『日本の歴史 京・鎌倉 ふたつの王権』(小学館、2008年)

山田太造(やまだ・たいぞう)
東京大学史料編纂所准教授(データ工学・歴史情報)。著書・論文に「デジタル化される日本史史料の現状」(『歴史学研究』1000、2020年)、「歴史データをつなぐこと--目録データ」(『歴史情報学の教科書―歴史のデータが世界をひらく』文学通信、2019年)、Yamada, T. A classification of a scene in a field note using topic model. International Journal of Geoinformatics, 15, pp.25-36, 2019.

山家浩樹(やんべ・こうき)
東京大学史料編纂所教授(日本史)。著書・論文に「室町幕府初期の財政基盤」(『史学雑誌』130-6、2021年)、『足利尊氏と足利直義』(山川出版社、2018年)


■協力

大川昭典(おおかわ・あきのり)
元高知県立紙産業技術センター第二技術部長(製紙科学)。論文に「古文書紙の繊維組成及び填料の観察」(湯山賢一編『古文書料紙論叢』勉誠出版、2017年)、「古代の製紙技術」(湯山賢一編『文化財学の課題 和紙文化の継承』勉誠出版、2006年)、「浮世絵の紙」(『ぶんせき』3、日本分析化学会、2003年)

富田正弘(とみた・まさひろ)
富山大学名誉教授(日本中世史・日本古文書学)。著書・論文に「文献史料から見た中世文書料紙の体系と変遷―檀紙と強杉原―」(『古文書研究』80、2015年)、『中世公家政治文書論』(吉川弘文館、2012年)、「古文書料紙研究の歴史と成果―檀紙・奉書紙と料紙分類―」(『東北中世史研究会会報』20、2011年)

湯山賢一(ゆやま・けんいち)
神奈川県立金沢文庫文庫長/東大寺ミュージアム館長(古文書学)。著書・編著に『古文書の研究―料紙論・筆跡論』(青史出版、2017年)、『古文書料紙論叢』(勉誠出版、2017年)、『文化財と古文書学 筆跡論』(勉誠出版、2009年)