ないじぇる芸術共創ラボ:「ないじぇるクリエイティブ会議-古典のミライにアイデアを!」(2022年12月18日(日)13時~16時、Zoomウェビナー及びYouTubeライブ配信)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/event/creative_mtg/index.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


「古典文学」──長い年月を経ても、価値を持ったゆるぎないもの。
この言葉を耳にしただけで、なんだか敬して遠ざけたくなるような気になりませんか?

もちろん、『源氏物語』『古今和歌集』などは「古典」を支える屋台骨。でも、それらは一部の特権階級の独占物ではないはず。一度そうした大古典としてのヨロイを脱ぎ捨て、もう少し敷居を低く(バリアフリー化)できないものでしょうか。

一方、その大古典の頂(いただき)の裾野には、「小古典」が星の数ほど広がっています。いまの目から見るとかえって新鮮な、そうした普段着のような「古典」にはどこにいけば出会えるのでしょう。

この10年ほどの間に急速に拡大した膨大な古典のデジタル画像を前に、研究者もいわばコンシェルジュのような役割が求められています。

そんな中、他分野の人たちとも手を携えて、ともすれば力みがちな「古典」をめぐるあれこれに、少しだけ肩の力を抜いてアプローチし、それを新たな発見の呼び水とする様々な実践が行われています。

「ないじぇる芸術共創ラボ」(略称:ないじぇる)は、このような思いのもと、国文学研究資料館(NIJL)で立ち上げられた斬新なプログラムです。このラボでは、さまざまな分野で活躍するクリエーターたちと研究者が、ともに古典籍の魅力を探求してきました。その過程で培った経験と成果をここで思いっきり開放し、参加者のみなさんと一緒に古典のミライをつくるヒントをさがす、それがこのオンライン会議です!


日時 12月18日(日)13:00~16:00 (12:50開室)(JST)
場所 Zoomウェビナー及びYouTubeライブ配信
参加費 無料


〈プログラム〉

13:00~14:20
第一部 アートと翻訳で探索した古典の可能性

<<プレゼンター>>

◇小山順子(京都女子大学教授)

◇染谷聡(漆芸家、国文学研究資料館 アーティスト・イン・レジデンス)

◇谷原菜摘子(画家、国文学研究資料館 アーティスト・イン・レジデンス)

◇片渕須直(アニメーション映画監督、国文学研究資料館  アーティスト・イン・レジデンス)

◇毛丹青(翻訳家、国文学研究資料館 トランスレーター・イン・レジデンス)

14:20~14:30
―休憩― 

14:30~15:30
第二部 クリエーターと研究者に聞く:新たな地平をひらくために

<<コメンテーター>>

◇山中悠希 (東洋大学准教授)
◇齋藤真麻理 (国文学研究資料館教授) 

モデレーター:木越俊介(国文学研究資料館准教授)

15:30~16:00
第三部 あなたのアイデアを大募集