佐賀大学:公開シンポジウム「鍋島家の近代を語る-東京渋谷と佐賀-」(2022年12月18日(日)13時〜16時40分、佐賀商工ビル7階 大会議室)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.saga-u.ac.jp/koho/event/2022112228291

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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。


 江戸時代に佐賀を治めた大名である鍋島家は、近代には侯爵となり、東京・永田町に本邸を置きました。明治時代以降も鍋島家と佐賀や旧佐賀藩士との関わりが続く一方、鍋島直大侯の次女伊都子が梨本宮家に嫁ぐなど、皇族との新たな結びつきも生まれました。渋谷にも土地を所有した鍋島家は茶園や農場を営み、後には本邸を移し、近代都市渋谷の開発にも取り組みます。このように、佐賀と東京・渋谷には鍋島家を通じた強いつながりがあり、本シンポジウムでは近代における鍋島家について議論します。


シンポジウム登壇者

・講演
「旧佐賀藩主」鍋島家 -近代における鍋島家と佐賀-」
富田 紘次(公益財団法人鍋島報效会事務局長)

「鍋島侯爵家の日常 -家政と家職-」
内山 京子 (國學院大學栃木短期大学准教授)

「鍋島侯爵家の渋谷開発 」
田原 光泰(白根記念渋谷区郷土博物館·文学館学芸員)

·コメンテーター
青木 歳幸(佐賀大学特命教授)
根岸 茂夫(國學院大學名誉教授)

·司会 手塚 雄太(國學院大學准教授)

主催:渋谷近現代研究会(科学研究費助成事業(基盤研究B) 「戦前期東京における住宅開発と生活空間の変容一東京府谷区を事例に一」)
協力:公益財団法人鍋島報效会(徴古館)
後援:佐賀大学地域学歴史文化研究センター/國學院大學研究開発推進センター