日本思想史学会2022年度大会・第八回「思想史の対話」研究会(2022年11月5日(土)6日(日)、同志社大学今出川校地新町キャンパス)
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●公式サイトはこちら
http://ajih.jp/event/2022taikai.htm
http://www.ajih.jp/event/2022taiwa.htm
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
日本思想史学会2022年度大会
会場:同志社大学今出川校地新町キャンパス
(京都市上京区新町通今出川上ル近衛殿表町159-1)
日程:
11月5日(土)第1日 大会参加費 :1000円(事前振込),2000円(当日払い)
◆シンポジウム「人と動物のかかわりの思想史」(13:00~16:30)(一般公開)
会場: 臨光館301教室
司会 尾原 宏之(甲南大学)
発表者
真辺 将之(早稲田大学)
板東 洋介(筑波大学)
伊藤 由希子(日本女子大学)
コメンテーター
加藤 みち子(武蔵野大学)
長 志珠絵(神戸大学)
◆総 会(16:50~17:20)※今年度は懇親会を開催いたしません。
11月6日(日)第2日
◆研究発表・パネルセッション(終日)
◆「思想史の対話」研究会(14:00~17:00)(一般公開)
会場: 臨光館204・205・301・302教室
日本思想史学会主催
第八回「思想史の対話」研究会
題 目:「日本思想史上の国・国家意識―中世から近代まで」
日 時:2022年11月6日(日) 14:00-17:00
申込み:不要
※ただし,通常の大会参加費がかかります。
趣旨
近年,国境を越えたやり取りがいっそう活発になり,グローバル化が進展したかに見える一方,国・国家やそれをめぐる表象は,いまなお人々の対立の根深い原因でもある。そこで改めて問われてくることは,われわれは,国や国家,あるいはそれをめぐる表象といかに向き合えば良いのかということであろう。
学界において,こうした問題は「国民国家」論,想像の共同体,ナショナリズム批判など様々な視角から議論が積み重ねられてきた。国・国家の表象や「伝統」の構築性が明るみに出され,国家という枠組みにとらわれない地域・地方といった観点からの研究も盛んになされてきた。しかし,国・国家およびそれをめぐる表象は,依然十分な説得力をもった「思想」であり続けている。では,「日本」の思想史を研究するわれわれは,国・国家およびその表象といかに切り結ぶことができるのか。日本思想史研究の特色を活かし,一般に「国民国家」形成期とされる近代の視点のみならず,前近代の視点をも取り入れた総合的な文脈から見えてくる,国・国家およびその表象のもつ思想史的課題を改めて浮き彫りにしたい。
提題者
星 優也(池坊短期大学)
「中世の国土観と境界認識」
中嶋英介(西安外国語大学)
「近世兵学者の武国論」
二ノ宮幹太(宮内庁書陵部)
「国家神道と宮中祭祀―戦中期宮内省における神社制度調査と星野輝興―」
司会
上野太祐(神田外語大学)
「思想史の対話」研究会運営委員
上野太祐 田中友香理 松川雅信