川端康成学会第48回大会―川端康成没後五〇周年記念国際シンポジウム―(2022年8月19日(金)10:00~17:00、昭和女子大学コスモスホール+Zoom)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://bit.ly/3PhJfx4
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


第48回大会
―川端康成没後五〇周年記念国際シンポジウム―

●開催日時:2022 年8月 19 日(金)10:00~17:00
●開催地:昭和女子大学 コスモスホール(〒154-8533 東京都世田谷区太子堂 1-7-57)+Zoom
●主催:川端康成学会

●テーマ:川端文学の 21 世紀―アダプテーションの地平―

●開催趣旨:川端康成没後 50 周年記念大会として川端文学が 21 世紀の文学、文化に与える可能性を探る。多様な価値観や異文化を知る契機となる翻訳、映画化等のアダプテーションという行為は、しかしその過程において明らかにすべき様々な課題をはらんでいる。また前世紀に大きな犠牲をはらって築き上げた取り決めや枠組みは 21 世紀の今、新たな選択を迫られている。こうした厳しい現実の中で文化の果たせる役割は何か、そして川端文学はそこにどのように位置づけることができるのだろうか。
 この大会では川端文学研究に取り組む若い世代からの視点に光をあてながら、世界的な感染症の拡大によって逆に進展することになったオンライン会議の方式も利用して、これまで川端康成学会で招くことのできなかった海外の研究者たちとともに未来の川端文学研究への展望を開く。


プログラム
【午前の部】10:00~12:00
◆新世代の〈川端康成〉
  ディスカッサント 三浦卓(志學館大学准教授)
  発表者 青木言葉(日本大学非常勤講師)
      赤井紀美(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手)
      熊澤真沙歩(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程国際日本専攻)

【午後の部】13:30~17:00
◆ 川端文学の 21 世紀―アダプテーションの地平―
  開催趣旨:田村充正(静岡大学名誉教授)
  司会者(進行役):セシル・坂井、福田淳子
  発表者 セシル・坂井(パリ・シテ大学教授)
      ジョルジョ・アミトラーノ(ナポリ東洋大学教授)
      マイケル・エメリック(カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)
      アーロン・ジェロー(イエール大学教授)
      十重田裕一(早稲田大学教授)
      福田淳子(昭和女子大学教授)

 総合司会:内田裕太(川端康成学会事務局長、桐朋学園大学兼任講師)
 閉会の辞:片山倫太郎(川端康成学会会長、鶴見大学教授)