東京大学:デジタル技術を用いた文化資源の多次元アノテーションの研究──プログレス・リポート(2022年5月27日(金)17時30分〜19時30分、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z2010_00035.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


2022年5月27日 17時30分 -- 19時30分
オンライン
参加費 無料
要事前申込


東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)では定期的にオープンセミナーを行い、HMCフェローの先生方の研究成果を発信しております。

本セミナーでは、中村雄祐先生の公募研究A「デジタル技術を用いた文化資源の多次元アノテーションの研究」プロジェクトの進捗状況報告を行い、UTDH勉強会の3D部会と連携して作成中の3D映像を一部お見せいたします。

・報告者:
 中村 雄祐(東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻教授)
 大向 一輝(東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター/文化資源学研究専攻准教授)
 小川 潤(人文学オープンデータ共同利用センター特任研究員)
 笠原 真理子(東京大学ヒューマニティーズセンター特任研究員)
・言語:日本語
・主催:東京大学ヒューマニティーズセンター

概要

情報通信技術、特にネットワーク化されたデジタル技術は、15世紀後半に登場した活版印刷に続く思考・表現・伝達のための重要な汎用技術(general purpose technologies)で、すでに社会の多くの領域で活用されています。人文情報学(Digital Humanities)の展開も目覚ましいものがあり、新しい技術を取り入れることによって、これまで実現が難しかった、気づいていなかった、あるいは忘れられていた文化の深みや広がりに光があてられつつあります。このプロジェクトでは、UTDH(University of Tokyo Digital Humanities)勉強会の3D部会と連携して、デジタル技術を使った学術的アノテーション(注釈)のための枠組み(TEI, RDF, IIIF等)を援用した文化資源の多次元アノテーションを試みています。今回のオープンセミナーでは、主な分析対象(古代ローマの遺跡や遺物、近代フランスのオペラ演出書)を紹介し、これまでの進捗を報告します。