昭和美術館:令和3年下期パネル展 「万葉の歌をつなぐ書写本の謎」(2021年9月18日(土)~12月5日(日))
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http://www.spice.or.jp/~shouwa-museum/exhibition_2.html
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「万葉の歌をつなぐ書写本の謎」
監修:日本女子大学 田中大士教授 主催:昭和美術館
会期 2021年 9月18日(土)~12月5日(日)
休館日 祝日をのぞく月曜日・火曜日(9/20、11/23は開館)、
9月22日[水]と11月24日[水]は休館いたします。
開館時間 午前10時~午後4時30分(入館受付は午後4時までです)
内容
「万葉集」は万葉仮名という、漢字の音などを借りて日本語を表記する方法で書かれた和歌集です。「万葉集」は編纂された奈良時代後期以降、時代を超えて幾度も書写され、万葉仮名に平仮名や片仮名で訓(よみがな)をふられてきました。
訓のつけられた書写本のおかげで、現代の私たちも全20巻4500首余りの歌をよむことができるのです。
この展示は、その訓に着目した最新研究が明らかにした、長らく信じられてきた「万葉集」書写本に書かれた伝来の経緯が異なっていたという、新事実をご紹介するものです。
書写本の画像や図、解説パネルを使い、
①万葉集とは
②「万葉集」のよみがな「訓」
訓の付け方
訓の種類
③校訂とは
④仙覚の校訂
⑤片仮名訓の諸書写本
「春日懐紙(紙背春日本万葉集)」
「古葉略類聚鈔」
「廣瀬本萬葉集」
「紀州本万葉集」
という流れで「万葉集」の書写本について、また訓についてや書写本の系統などをご紹介しています。
⑤では、片仮名の訓が付けられた4本の「万葉集」書写本それぞれの特徴と、これら片仮名の訓をもつ書写本が「万葉集」が伝わる上で重要な意味をもっていた事実を解説いたします。