ReMo研 | 中近世における宗教運動とメディア・世界認識・社会統合:シンポジウム「東西中世における修道院・寺社の書物文化──制作・教育・世界観の変容」(2021年12月18日(土)19日(日)、東京都立大学&オンライン)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://religious-movements.com/blog/2021/09/07/48120210816/
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。

ReMo研 | 中近世における宗教運動とメディア・世界認識・社会統合
文部科学省 科学研究費助成事業
学術変革領域研究(B)2020〜2022年度

中近世の宗教運動(修道制や寺社)は、修道戒律、説教などの文書テクストのほか、文学作品、彩飾写本、聖堂装飾、あるいは巡礼などの仕組みも含め、多種多様な形態のメディアを駆使し、自らの宗教理念を発信していました。
学術変革領域研究(B)「中近世における宗教運動とメディア・世界認識・社会統合」(ReMo研)は、こうした諸メディアがいかに創造され、また社会に対してどのような革新的な世界認識と仕組みをもたらしたのかを比較研究しています。

2021年度のシンポジウム「東西中世における修道院・寺社の書物文化──制作・教育・世界観の変容」は、そうしたメディアのうち書物文化に注目し、その制作現場、教育への活用、世界観の変容に果たした役割を考察します。キーノートスピーチは『寺院文献資料学の新展開』シリーズを刊行中の中山一麿氏が行い、セッション1「書物の制作と世界観の変容」、セッション2「書物文化に見る共同体の歴史」、セッション3「世俗物語素材と教化」の各セッションで、歴史学、美術史学、文学の各分野から報告があります。


日時
2021年12月18日(土)12:45〜18:00
      19日(日)10:00〜12:30(午後に延長する可能性あり)

場所
東京都立大学+オンライン

プログラム(予定)
キーノートスピーチ
 中山一麿(大阪大学)
セッション1:書物の制作と世界観の変容
 安藤さやか(東京藝術大学)
 長友瑞絵(東京藝術大学)
セッション2:書物文化に見る共同体の歴史
 川崎剛志(就実大学)
 林賢治(フライブルク大学)
 梶原洋一(京都産業大学)
セッション3:世俗物語素材と教化
 山本潤(東京大学)
 シュウェマー・パトリック(武蔵大学)