江戸東京研究センター:シンポジウム「EToSがつくる新・江戸東京研究の世界」(2021年9月19日(日)9月26日(日)、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://edotokyo.hosei.ac.jp/news/event/event-20210804134842
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。


シンポジウム「EToSがつくる新・江戸東京研究の世界」

 江戸東京研究センター(EToS)は 2017 年度に設立されてから今年で 5 年目を迎えます。これを一つの区切りとして、これまでの研究の成果をベースに、次へつなぐためのテーマの発掘を目指して2週連続のシンポジウムを開催します。魅力的な三つのセッションに加え、最終日の午後には田中優子、陣内秀信の両氏による対談をおこなって EToS 独自の新たな江戸東京研究の可能性を探ります。


日程:9月19日(日),9月26日(日)
会場:オンライン配信(Zoom)
参加無料
事前申込制

-----シンポジウム概要-----

SESSION1【都市をつくるのは誰か―定住者と流入者・来訪者、それぞれの役割とまなざし】
●9月19日(日)10:00~

 山の手と下町、表と裏、近代性と歴史性、アジア的なものと西洋的なもの――多くの二面性が江戸東京を支えてきました。その基層にある、大都市ならではの定住者と流入者という構成、とりわけ後者の意義や役割を考えます。

 コーディネーター
  小林ふみ子|法政大学文学部日本文学科教授
 登壇者
  川添 裕|横浜国立大学名誉教授
  中丸宣明|法政大学文学部日本文学科教授
  稲葉佳子|法政大学大学院デザイン工学研究科兼任講師
  高村雅彦|法政大学デザイン工学部建築学科教授
  根崎光男|法政大学人間環境学部人間環境学科教授

SESSION2【都市の表象文化 「名所」から「聖地」へ】
●9月19日(日)14:00~

 自然と人工が絡みあった江戸の「名所」は、浮世絵や風景画を通じて流布しました。その流れは、明治以降メディアを変えながらも受け継がれています。浮世絵、絵葉書、鳥瞰図、映画、アニメや、その受容形態を検討しながら、都市の表象文化の系譜を議論します。

 コーディネーター
  岡村民夫|法政大学国際文化学部国際文化学科教授
 登壇者
  米家志乃布|法政大学文学部地理学科教授
  森田 喬|法政大学名誉教授
  岡村民夫|法政大学国際文化学部国際文化学科教授
  増淵敏之|法政大学大学院政策創造研究科教授

SESSION3【コモンズを再生する東京 2021】
●9月26日(日)10:00~

 建築家の実践が作る東京のコモンズ(空間的資源)の現在を紹介します。また、それらに学生による現地レポートや提案を重ねることで、東京のこれからについて考えます。

 コーディネーター
  山道拓人|ツバメアーキテクツ代表,法政大学デザイン工学部建築学科専任講師
 登壇者
  北山 恒|architecture WORKSHOP 主宰、横浜国立大学名誉教授
  連勇太朗|明治大学理工学部建築学科専任講師
  栗生はるか|せんとうとまち代表理事、法政大学デザイン工学部・研究科兼任講師
  小島 聡|法政大学人間環境学部人間環境学科教授
  石神 隆|法政大学名誉教授

SESSION4【EToS の今後 江戸東京研究の可能性をさぐる】
●9月26日(日)14:00~

 江戸東京研究センター設立から5年目の今、これまでの活動をふりかえり、今後の調査研究の課題を共有します。法政大学のブランディングやミュージアム、外国との共同研究なども視野に入れたトークを行います。

 コーディネーター・司会
  横山泰子|法政大学理工学部創生科学科教授
  岩佐明彦|法政大学デザイン工学部建築学科教授
 登壇者
  田中優子|法政大学 特任教授
  陣内秀信|法政大学 特任教授