アルバイト日誌「ワクチン接種後のはなし 血管迷走神経反射になりました...」(2021.09.13、れい)
Tweet先日、無事に2回目のワクチン接種を終えました。今後も感染対策を続けていく必要がありますが、接種することで気持ちの面でも安心感に繋がりました。
若年層は副反応が強いと言われていますが、私も例に漏れず、発熱、倦怠感等の副反応が来ました。ただ、副反応のことはニュースやSNS等で度々話題に上がっていたため、事前の準備と心構えをして臨むことができました。が、私が今日お伝えしたいのは、ワクチン2回目接種後、15分の待機時間の時のお話です。
思い返してみれば、1回目からしっかりと副反応が来た私は、2回目の接種時かなり緊張していました。2回目の方が副反応が強い、友人からも39度の熱で辛かったという話を聞いていたため、私は一体どうなるんだ、と。看護師さんにも、緊張しますと思わず伝えていたほどでした。無事接種は終了し、指定された場所での待機時間が10分程過ぎたところでした。妙に気分は悪いし、血の気が引いていくような感じがしてドキッとしました。これは看護師さんに伝えた方が良いのかな...と考えている内に、本当に血の気が引いてきて、脳貧血のような状態に。これはマズいかもと近くの看護師さんに伝え、医務室まで運んでいただきました。医務室に行く間、視界は暗くなり意識も薄れて、耳鳴りが凄まじく、脳貧血だというのは認識していたものの正直不安でした。その後、ベットに横になり頭を下にしたらすぐに回復して、30分程安静にした後、無事に帰宅することができました。
ワクチン接種後や、採血の後の血圧低下や失神は、「血管迷走神経反射」と呼ばれており、私もこの症状でした。緊張やストレスにより、誰にでも起こりうる反応なのだそうです。私は、2回目も副反応が来たらどうしようと緊張したまま接種したので、恐らくそれが原因でした。血管迷走神経反射は、接種時に配布される「新型コロナワクチンを受けた後の注意点」にも記載されており、私も一読してました。しかし、今まで採血してもピンピンだったのでまさか私の身に起きるとは思っておらず、その時は恐怖感もありました。血管迷走神経反射については、インターネット上にも多く情報があるので興味のある方は調べていただくことをお勧めしますが、失神による転倒で頭を打つなどの二次被害の危険があります。私は、ふらふらしながらも伝えなきゃ!と思い、看護師さんのいる所まで歩いていきましたが、後にそれは大変危険だということ知りました。私の場合は、看護師さんに「体調が...」と申告した後すぐに(おそらく)失神しかけて、支えていただき大丈夫でしたが、椅子から立ち上がるのが数秒遅れていたら、歩いている間に倒れて体を打っていた可能性もあります。勿論、その場の環境や症状の違いもあるので一概には言えませんが、ワクチン接種後体調が優れなかったり、眩暈などの症状がある場合は、しゃがみこんだり、手を挙げるなど、なるべく体を動かさずに体調不良を伝えた方が良いと思います。
私は集団接種会場での接種でしたが、看護師さんがすぐに対応してくださったため安心することができました。また、今まで注射や採血等で失神などの症状があった場合、会場や医院によっては横になって打つこともできるとのことです。
誰もが初めて打つワクチンなのだから、緊張して当たり前だと私は思っています。血管迷走神経反射は、特に若い人の割合が多く、寝不足、水分や食事をとらないまま接種するとなりやすいと言われています(私は睡眠、水分食事もしっかりとっていましたが...)。今日は全く文学に関係ない話題ですが、知ることでの安心感もあると思うので、今回アルバイト日誌に書いてみました。何より、接種前後で少しでも体に異変があったらお医者さん、看護師さんにすぐに伝えることが大切だということを身に染みた経験でした...!