国文学研究資料館:第5回文献資料ワークショップ(2021年7月1日(木)午前9時~午前11時、Zoom)※要申し込み
Tweet研究会情報です。
●公式サイトはこちら
https://www.nijl.ac.jp/activity/International/conference/5.html
--------------------
※申し込み等は上記サイトをご確認ください。
国文学研究資料館は、古典籍などの文献資料を対象とした研究に関心のある方を対象に、一次資料の利用方法、取り扱いの方法、および研究への応用をテーマとした対話型のワークショップを開催します。特に大学院生と若手研究者の参加を歓迎します。2021年度は4月以降に3回の開催を予定しています。
[A] 7/1に開催される「セッションⅤ」に関する情報、および、
[B] ワークショップシリーズとその目標の概要を簡単に説明します。
[A] 文献資料ワークショップ: セッションⅤ
トピック:『源氏物語』の注釈資料
講師:ノット・ジェフリー(国文学研究資料館 研究部 助教)
日時:7月1日 (木) 午前9時~午前11時(東京時間)
会場:オンライン開催(Zoomを使用し録画されません)
概要:「注釈資料の情報学―『源氏物語』を例に―」
読者に応じて編まれた注釈資料は同時に読者を映す鏡として、対象作品の受容史を記録する一方で、享受者側の関心や解釈態度等についても豊富な情報を後代に残します。『源氏物語』を対象とした多種多様な注釈資料を例に、その情報の扱い方についてお話しします。
[B] 文献資料ワークショップについて
概要:各2時間のワークショップは、異なるカテゴリーの文献資料(巻物、写本、絵巻、版本など)に焦点を絞り、それぞれの分野の専門研究者が研究資料の調査方法について説明した上で質疑応答を行います。
前半:オリエンテーション(1時間)
最初の1時間は講師によるプレゼンテーションを行います。文献資料に関する一般的な説明と、具体的な事例を用いた説明を行います。
後半:Q&Aセッション(1時間)
後半の1時間はQ&Aセッションを設けます。参加者は前半のオリエンテーションで取り上げられた文献資料について質問することができます。一般的な質問でも、専門的・個別的な質問でもかまいません。
備考:
各セッションは日本語を使用言語として行われます。人文科学の研究に携わっている方や、これから古典籍等の文献資料を扱う方を対象としますが、資料に関する個別の専門知識や準備は参加前に必要ありません。