神奈川近代文学館:企画展・ 収蔵コレクション展20「生誕90年 三浦哲郎展―星をかたりて、たれをもうらまず―」(2021年5月22日(土)~7月18日(日))【記念講座「三浦哲郎―家霊を負った人―」勝又浩 氏(文芸評論家)2021年6月19日(土)13:30〜】※観覧・講座とも要申し込み

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.kanabun.or.jp/exhibition/11105/
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※※申し込みは上記サイトをご確認ください。

 三浦哲郎(みうら・てつお)は1931年(昭和6)、青森県八戸市に生まれました。早稲田大学文学部在学中から創作を手がけ、卒業後、1960年に「忍ぶ川」を発表、翌年第44回芥川賞を受賞し、文壇デビューを飾ります。その後も代表作「白夜を旅する人々」をはじめとする長短篇の数々で、自身と家族、名も無き庶民の姿を描き、人生の苛酷さや安らぎ、人間の哀しみや愛おしさを浮彫りにしました。磨かれた文体で描かれたその作品世界は、壮大な歴史小説から連作小説、児童文学、エッセイと多岐にわたります。
 神奈川近代文学館ではご遺族から「白夜を旅する人々」「少年讃歌」などの原稿や、生涯の師・井伏鱒二からの三浦あて書簡など貴重資料を多数ご寄贈いただき、「三浦哲郎文庫」として保存しています。本展では、2010年(平成22)に逝去した三浦の生誕90年を記念して、三浦が文学に込めた思いとその作品の魅力を同文庫資料を中心に紹介します。

※同時開催=スポット展示・収蔵コレクション展19「生誕100年 金達寿展」(新型コロナウイルス感染拡大予防のため再開催)


★感染予防対策を徹底するため、展覧会をご覧になる際には日時指定事前予約を必ずお願いいたします。

【会期】
2021年5月22日(土)~7月18日(日) ※新型コロナウイルス感染拡大予防のため2020年5月23日(土)~7月19日(日)を延期
休館日:月曜日
【開館時間】
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】
神奈川近代文学館第2展示室
【観覧料】
一般500円(350円)、65歳以上/20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、手帳もしくは、ミライロIDの提示で無料(詳しくはお問い合わせください)。
【主催】
県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
【後援】
三浦哲郎文学顕彰協議会、二戸市観光協会、金田一温泉旅館組合、NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk
【協賛】
幻戯書房、新潮社、東急電鉄、横浜高速鉄道、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
【広報協力】
KAAT 神奈川芸術劇場


記念朗読会
2021年7月17日(土) 「三浦哲郎作品から」 出演:栗原小巻

記念講座
2021年6月19日(土) 「三浦哲郎―家霊を負った人―」 講師:勝又浩