京都芸術大学 舞台芸術研究センター:オンライン公開研究会「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」(2021年1月31日(日)14:00〜16:00、zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.k-pac.org/kyoten/guide/2020b2/
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


共同利用・共同研究拠点2020年度劇場実験型プロジェクトテーマ研究Ⅱ
老いを巡るダンスドラマトゥルギー

【オンライン公開研究会】
2021年1月31日(日) 14:00 - 16:00

14:00
趣旨説明
プレゼンテーション|メンファン・ワン
<休憩> 
15:00
対話|メンファン・ワン+中島那奈子
質疑応答

【研究会メンバー】
天野たま
児玉北斗
高林白牛口二
平井優子
森山直人
山田せつ子

天野文雄(共同利用・共同研究拠点リーダー)
竹宮華美(共同利用・共同研究拠点事務局)

通訳 辻井美穂
Translator Miho Tsujii

*TPAM2021フリンジ参加企画
*本研究会は、JSPS科研費20H00009の助成を受けたものです。


 中島那奈子が代表を務める本研究プロジェクトは、2020年度、非公開で継続的に研究会を行ってきました。
 ここでは、パフォーマンスを作り出す<老い>のダンスドラマトゥルギーを探究しています。欧米のバレエで<老い>はタブーでしたが、アジアでは、プロのダンサーは高齢になるまで踊る、こういった傾向に影響され、近年はダンサーの長いキャリアを際立たせるコンテンポラリーダンスも見られるようになりました。
 本プロジェクトは、2020年度三回の研究会を行ってきました。第一回は日本舞踊家花柳寿南海氏と花柳大日翠氏のインタビュー映像とともに討論を行い、第二回は京舞井上流で培われる<老い>の秘密について研究者の岡田万里子氏に講演いただき、第三回はダンサーの児玉北斗氏にバレエの制度やマッツ・エック振付の老いの作品についてご紹介頂きました。
 今年度、最後となる研究会では、北京の演出家・振付家メンファン・ワン氏を招いて公開(オンライン)で研究会を開催いたします。
多様な身体を持つパフォーマーと作品を作り、前作では子供達とのダンス作品を発表したワン氏は、2019-2020年に、中国国立バレエ団の引退したバレエダンサー二人との作品When my cue comes, call me, and I will answerを創作しました。公開研究会では、ワン氏を招いてこの創作過程とドラマトゥルクとの協働についてお話を伺います。