本年もお世話になりました(付、2月に東アジア文化講座 全4巻刊行します)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

みなさまのおかげで無事1年を終えることが出来ました。

今年は1月に渡辺哲史が入社、3月には「文学通信アーカイブ」を公開、岡田一祐『ネット文化資源の読み方・作り方』がデジタルアーカイブ学会第2回学会賞・学術賞(著書)を受賞。3月からは社員の在宅勤務を開始、現在も継続中です。

また19年末からはじめた学会web中継サポートはコロナ禍のためご依頼が急増。10月には編集協力した国立歴史民俗博物館の機関誌『REKIHAKU』を発売代行(年3冊)。20年は20冊の本+1冊を出せました。

新入社員を入れた1月の段階で、ママゴトであった会社がそうではなくなっていきました。給料を払えるかどうか不安で不安でしょうがなく、そんな中でのコロナ禍。そのため5月には刊行予定の本の発行をずらしたりなんてこともありました。本当にいろいろありました。

倉庫会社の人に、毎年末に会社の印象を聞いているのですが、今年は刊行点数の割には出荷が伸びていないという評で、それは確かに思い当たるところもありました。去年(2019年)の出来が良すぎたというか。ただ、利益率の点では、一定の水準はクリアしているので、出したい本をそれなりの形で世に送り出せたかなとは感じています。

来年も思考を刺激する活動を心掛けていきたいと思います。

みなさまも、良いお年を。
素敵な新年をお迎えください!(岡田)

○追伸1
以下刊行図書一覧です。
https://bungaku-report.com/about/books.html
図書館でのリクエスト、よろしくお願いいたします!

○追伸2
来年2月に東アジア文化講座 全4巻刊行します。

前近代の東アジアの交流を学び、今に活かす。東アジアの文化と文学の交流を学ぶシリーズです。
執筆は1巻37名、2巻45名、3巻41名、4巻34名、総勢157名!!
4巻同時刊行いたします。

染谷智幸編『はじめに交流ありき 東アジアの文化と異文化交流』
A5判・並製・440ページ(予) 定価:本体2,800円(税別) 
978-4-909658-44-9
https://kaiin.hanmoto.com/bd/isbn/9784909658449

金文京編『漢字を使った文化はどう広がっていたのか 東アジアの漢字漢文文化圏』
A5判・並製・440ページ(予) 定価:本体2,800円(税別) 
978-4-909658-45-6
https://kaiin.hanmoto.com/bd/isbn/9784909658456

小峯和明編『東アジアに共有される文学世界 東アジアの文学圏』
A5判・並製・448ページ(予) 定価:本体2,800円(税別) 
978-4-909658-46-3
https://kaiin.hanmoto.com/bd/isbn/9784909658463

シラネ・ハルオ編『東アジアの自然観 東アジアの環境と風俗』

A5判・並製・424ページ(予) 定価:本体2,800円(税別) 
978-4-909658-47-0
https://kaiin.hanmoto.com/bd/isbn/9784909658470