国立国語研究所:シンポジウム 「日琉諸方言系統論の展望」(2020年12月19日(土)20日(日)、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2020/20201219/

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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


開催期日
2020年12月19日 (土) 12:00~18:00
2020年12月20日 (日) 12:00~16:00

開催場所
Web開催 (Zoom を使用,事前登録制。事前動画公開あり。)


プログラム

●2020年12月19日 (土)  諸方言の音声・音韻と系統論

12:00~12:05
趣旨説明

セクション1 日琉アクセント史と系統論

12:05~12:45
「アクセント変化から見た琉球方言の系統樹と日本祖語音調から見た琉球祖語音調」
ウェイン・ローレンス (オークランド大学)

12:45~13:25
「福井県方言の三型アクセントの成立過程」
松倉 昂平 (金沢大学 / 日本学術振興会)

13:25~14:05
「日琉諸語の下位分類とアクセント研究」
中澤 光平 (国立国語研究所)

休憩

セクション2 諸方言の分節音における非中央語的特徴

14:15~14:55
「琉球語と九州語が共有する分節音における非中央語的特徴」
五十嵐 陽介 (国立国語研究所)

14:55~15:35
「伝統方言の記述と比較方法」
平子 達也 (南山大学)

15:35~16:15
「琉球諸語の母音体系の形成過程」
トマ・ペラール (CNRS-INALCO-EHESS, CRLAO)

16:30~18:00
ディスカッション
コメンテータ : 新田 哲夫 (金沢大学),上野 善道 (東京大学)

●2020年12月20日 (日)  日琉諸方言の系統論における統計学的アプローチ

12:00~12:05
趣旨説明

12:05~12:45
「言語距離の系統解析からヤポネシア人の由来を考察する」
斎藤 成也 (国立遺伝学研究所)

12:45~13:25
「集団遺伝学的手法による琉球諸語の解析」
木村 亮介 (琉球大学)

13:25~14:05
「方言群の分析のための分岐と伝播の統合的モデル化」
村脇 有吾 (京都大学)

14:25~16:00
ディスカッション
コメンテータ : 濱田 武志 (三重大学)

プロジェクト名・リーダー名
日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成
木部 暢子 (国立国語研究所 言語変異研究領域 教授)

共催
科研費 17H02332 「比較言語学的方法による日本語・琉球諸語諸方言の祖語の再建および系統樹の構築」
代表者 : 五十嵐 陽介
科研費 17H06115 「言語系統樹を用いた琉球語の比較・歴史言語学的研究」
代表者 : 狩俣 繁久
科研費 18H05510 「日本語と関連言語の比較解析によるヤポネシア人の歴史の解明」 (新学術領域 「ゲノム配列を核としたヤポネシア人の起源と成立の解明」 計画研究B02班)
代表者 : 遠藤 光暁
科研費 19H05354 「日琉諸語の歴史と発展についての総合的研究に向けて」 (新学術領域 「ゲノム配列を核としたヤポネシア人の起源と成立の解明」 公募班)
代表者 : 林 由華