JSL漢字学習研究会 第86回研究会(2020年11月7日(土) 14:00~16:30、Zoom)※要申し込み
Tweet研究会情報です。
●公式サイトはこちら
http://jsl-kanji.com/event/20201107.html
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。
日程:2020年11月7日(土) 14:00~16:30(13:45~入室可能)
会場:Zoom(当日の昼までにURLをお送りします。)
参加方法
参加費:500円
参加申込(必須)
①11月4日(水)昼12:00までに,「研究会参加申込」ページよりお申込ください。
②JSLKの口座(ゆうちょ銀行)に参加費の入金をお願いいたします。入金期限は,11月6日(金)昼12:00までです。
発表
タイトル:漢語動詞の自他と受身・使役形の関係の導入法の提案とその実践
発表者:徳弘康代(名古屋大学)
内容:漢語の「する動詞」は形に自他の区別がなく,自他の区別がつきにくいものも多いが,他動詞は受身形にして自動詞的に用い,自動詞は使役形にして他動詞的に用いられることが多くある。本発表では,漢語「する動詞」の自他動詞別の受身形・使役形の共起率調査の結果をもとに,漢語動詞の自他と受身・使役形の関係を意識した指導法を提案し,その実践報告を行う。
タイトル:階層的字素分解合成法を用いた連合漢字学習支援
発表者:三輪譲二(岩手大学非常勤講師)
内容:自律漢字学習者のために,2009年から手書き漢字認識法を提供していたが,画数の多い漢字の検索には不便が多いことから,JIS第1,2と第3水準の一部の約6,400漢字に対して,階層的字素分解合成法による連合漢字学習支援を開始した。例えば,曜=日+翟,日=冂+二,翟=羽+隹,羽=ヨ+ヨ,ヨ=↴+二,隹= イ+↓+丁+三などと階層的に表示し,また,日や翟をクリックし,字素合成による部首や音符などと併せて連合的に学習することができる。さらに,書き順の理解のために,2画以上の字素分解に対して,画文法へのリンクも示した。
https://www.icampusj.net/u/akanji.jsp
*視聴用パソコンのほかにスマホとタッチペンを準備いただくと便利です。
ワークショップ
タイトル:漢字の授業,どうしてる?
発表者:濱川祐紀代(早稲田大学)
内容:第85回ワークショップに引き続き,ブレイクアウトセッションを使用した共有の時間をもちたいと思います。共有できる教材などがありましたら,ご準備いただけると安心です。「漢字をどのように教えているのか」「困っていることがあるか」など,気軽におしゃべりする機会になればと思います。