2020年度中世文学会秋季大会(Zoom、2020.10.26)でのライブ配信について
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以下では、Zoomでのライブ配信について紹介します。
配信に使用したパソコンはMacです。
■イベント名
2020年度中世文学会秋季大会
https://www.chusei.org/
■ネットワーク環境
文学通信=フレッツ光
https://fast.com/ja/ での計測
260Mbps
■動画アーカイブ
講演のみ(会員限定)
今回はZoomウェビナーでの配信であったため、パソコン(iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)、およびMac Book Air(Retina,13-inch,2019) =(モニター用)、iPad(モニター用)以外は全く機材を用いていません。
全般的にほぼ自分の知りうる情報で配信を完結することができたため、気を使う作業で緊張しましたが、難しいものではありませんでした。
弊社では、配信設定、配信中の各種挙動のチェック、配信後の動画の編集を行いました。
また、参加者のための簡易マニュアルの作成補助も行っています。
Zoomウェビナーの設定は、
・Q&A、ON(Zoomの操作に関する質問に限定)
・参加者チャット OFF
・手を挙げる機能 ON
です。
・質疑は手を挙げる機能を用い、司会の指名により参加者をパネリストに昇格、質問をしていただくという形です。
この形式は、ほぼリアル学会の手順をオンラインで再現しようとしているもので、その目論見はかなり成功したように感じました。質疑応答は通常の学会と何ら変わりがないように思えました。
配信中にも話題になりましたが、Zoomウェビナーには、Zoomミーティングにある「反応」、つまり拍手を送ったりという機能がありません。それを代替する機能としては「チャット」がありますが、それを使うのもリスクが高いかもしれません。
いずれにせよ、Zoomウェビナー自体に、参加者が参加している感じが得られにくいといった部分はありそうです。
当日は日本近代文学会もオンライン開催されていましたが、こんな意見がありました。
ある程度以上の規模ではZoomよりウェビナーの方が運営管理上の利点が多いと思うけど、いま誰が挙手してるかとか参加者リストとかが参加者にもリアルタイムで見える工夫(OBSとかでできそう)を加えると、その辺りの点でもリアル会場の学会に近付けられそうですね。
— Kotani Eisuke (@kotani_eisuke) October 25, 2020
実は、Zoomウェビナーで「手を挙げる機能」を使って運営していくものの配信ははじめてだったので、ドキドキでした。理論上はわかっていたので問題はなかったのですが。いろいろやってみて、さまざまな課題も得られ、経験値をアップさせることができました。無事終えることが出来てほっとしています。