東京大学ヒューマニティーズセンター:オープンセミナー「明治期新聞・雑誌の口絵・挿絵を考える」(2020年10月30日(金)17:30 - 19:30、オンライン)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2020/study-relationship-novels-illustrations-magazines-meiji-period/

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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


明治期新聞・雑誌の口絵・挿絵を考える

日時:2020年10月30日(金)17:30 - 19:30 (オンライン開催)
担当者:出口智之

明治20年代から30年代は、近代出版が隆盛を迎え、現代につながる出版文化の原型が形作られた時期でした。そのコンテンツの中心はもちろん活字によるテキストでしたが、同時に口絵・挿絵といったイラストレーションにも大きな変革が起ったことは見逃せません。明治初期から10年代までの、江戸を引継いだ挿絵文化とは異なり、多様な印刷技術の導入、洋画家や写真の起用、文学作品との新しい関わりかたの模索など、様々な試みが積極的に行われ、新しい近代口絵・挿絵が花開きました。その諸相をご紹介しつつ、明治期における口絵と挿絵の問題を広く考えてみたいと思います。