北海道大学:第6回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人社主導の学際研究プロジェクト創出を目指して~未来社会を拓く人文学・社会科学研究の現在と展望」(2020年10月3日(土)<講 演>14:00~17:30 ・ 10月9日(金)<ワークショップ> 15:00~17:00、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://u4u.oeic.hokudai.ac.jp/4785/

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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


 文理融合・異分野融合/連携など様々に表現される学際研究ですが、近年、人文学・社会科学の視点を盛り込むことが重要視されています。しかし現状では、理系(自然科学)主導のプロジェクト内のごく一部に人社系研究者が関与する形が主流と言わざるを得ません。アカデミアに対して研究成果の社会還元が期待される今、人文学・社会科学がアカデミア全体の中で果たす役割はさらに増大すると考えられます。
 そこで今回のフォーラムでは、昨今の動向と問題意識を共有し、様々なタイプの異分野融合/連携の事例を参考に意見交換を行い、さらなる人社主導のプロジェクト創出について議論を深めたいと思います。

なお、このフォーラムは、2020年2月26日に予定していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、延期としておりましたものです。この度、オンライン開催にて2日間に日程を分けて、開催させていただきます。


2020年10月3日(土)<講 演> 午後14:00~17:30(受付開始 13:30~)
-定員:300名 / 要事前申込・先着順-

2020年10月9日(金)<ワークショップ> 午後15:00~17:00(受付開始 14:30~)
-定員:80名 / 要事前申込・先着順-
 ※ワークショップは、10/3(土)開催の講演会(第1部・第2部)を聴講された方の参加を想定しております。

【会 場】
オンライン開催(Zoomを予定)

【対象者】
研究者、URA等大学・研究機関職員、省庁関係者、助成団体関係者等

【参加費】
両日とも無料


【プログラム】(使用言語:日本語)

●2020年10月3日(土) <講 演> 

14:00~14:15 開会挨拶・来賓挨拶
開会挨拶 西井 準治(北海道大学 理事・副学長)
 来賓挨拶 錦 泰司(文部科学省 研究振興局 振興企画課 学術企画室長)
 趣旨説明

14:15~15:15  第1部 基調講演
「学際研究プロジェクトの未来に向けて~オープンチームサイエンスと共創型プロジェクト」

 1.オープンチームサイエンス〜ひらかれた協働研究の方法論〜
   近藤 康久
   (総合地球環境学研究所 准教授、文部科学省科学技術・学術政策研究所 客員研究官)

 2.プロジェクト型研究の系譜と展望
   -人文・社会科学振興プロジェクト研究、社会技術研究プロジェクト、
   人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト
    城山 英明
    (東京大学大学院法学政治学研究科・教授、文部科学省 科学技術・    
     学術審議会学術分科会 人文学・社会科学特別委員会 主査)

15:30~17:25  第2部 事例紹介
「人社系が参画するさまざまな融合・連携のかたち」

 1.「有用」な人文・社会科学系産官学連携 
    南 了太
    (京都精華大学 人文学部・准教授 / 兼 京都大学 産官学連携本部・研究員)

 2.地域の"じんぶん"力がひらく学術のかたち
   -琉球大学水循環プロジェクトチームによる社会課題解決型研究への道のり
    高橋 そよ
    (琉球大学 人文社会学部 琉球アジア文化学科・准教授)

 3.人間知・脳・AI研究教育センターにおける学際的教育研究の取り組み
    田口 茂
    (北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター長/文学研究院・教授)

 4.大阪大学・社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の取り組みと特徴
    堂目 卓生
    (大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ(SSI)長/
     大阪大学 経済学研究科・教授)

 5.サニテーションプロジェクトにみる課題解決型プロジェクトのこれまでとこれから
    山内 太郎
    (総合地球環境学研究所・教授/北海道大学 保健科学研究院・教授)

17:25~ 閉会挨拶
 阿部 弘(北海道大学 大学力強化推進本部 研究推進ハブURAステーション長・特任教授)

●2020年10月9日(金) <ワークショップ> 

15:00~17:00  ワークショップ
「人社系が参画・先導する学際プロジェクトとは」 

    講評 鈴木 一人
    (北海道大学 公共政策学連携研究部・教授)