国立歴史民俗博物館:歴博共同研究「総合資料学の創成と日本歴史文化に関する研究資源の共同利用基盤構築」令和元年度 全体集会/岡山大学・歴博 連携・協力協定締結記念集会/ 第4 回「災害文化と地域社会形成史」研究会(特推C 班) 「資料がつなぐ大学と博物館 ―歴史文化データインフラの先へ―」(2020年2月29日(土)、岡山大学文法経講義棟10番講義室)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://bit.ly/2tMTCoS

--------------------

日時:2020年2月29日(土) 10:30~17:45
会場:岡山大学文法経講義棟10番講義室

国立歴史民俗博物館では現在、「総合資料学の構築」を目指して研究を進めています。「総合資料学」とは、多様な「モノ」資料を時代・地域・分野等によって分類し、分野を超えた視点から統合的に分析することで、高度な共同利用・共同研究へと結びつける新たな学問です。
研究と並行して多様な事業も展開していますが、複数の歴史資料に関わるデータ化事業やそれに関する期待、さらには課題に関する議論についても、岡山大学をはじめ各地で動き出しています。公開されてまもなく2年が経過するkhirinについても、新たなシステムが関連する事業とともに動き出しつつあります。
そこで、全体集会の議論としては「データインフラの先」をテーマに、本プロジェクトにおけるデータインフラの着地点を考えるとともに、今後のデータプラットフォーム構築の方向性について、検討する場といたします。


【プログラム】
10:30 主旨説明(後藤 真)

第1 部 活動報告
10:40 活動報告(総合資料学)......後藤 真
11:10 活動報告(歴史文化資料保全NW)......天野真志
13:00 講演「新たな人文学の方法と歴史学の可能性」
   (岡山大学文明動態学研究センター)......今津勝紀

第2 部 研究報告
13:55 2019 年度総合資料学奨励研究成果報告 (東京大学地震研
究所・東京大学史料編纂所・鹿児島大学・琉球大学)
14:55 関連報告1 特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とし
た災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」
15:15 関連報告2 合同会社AMANE「『地域学術資料の継承』

第3 部 全体討論
15:50 趣旨説明(後藤 真)
16:10 コメント......原正一郎(京都大学)・奥村 弘(神戸
大学)・今津勝紀(岡山大学)・大向一輝(東京大学)
全体討論 「歴史文化データインフラの先へ」(司会:後藤 真)
17:30 閉会挨拶(久留島 浩)

事前のお申込みは不要です。