国立歴史民俗博物館が「日本の中世文書WEB」(β版)を公開【コンテンツ制作:小島道裕(国立歴史民俗博物館)、システム開発:橋本雄太(国立歴史民俗博物館)】
Tweet【このコンテンツは、日本の中世(11~16世紀頃)の文書について、その読み方を学習するために作りました。江戸時代以後の文書は数も多く、「古文書を読む会」のような機会もありますが、中世の文書は、大学の日本史専攻などでしか学ぶ機会がないと思います。しかし、中世の文書は、動きの激しかった時代を反映して、多様で、魅力に富んでいます。
国立歴史民俗博物館では、2018年秋に企画展示「日本の中世文書―機能と形と国際比較―」を開催して、主に見た目の「様式」について扱ったのですが、でも文字資料ですから、文字も読みたい!という需要に応えて作ったのが、このコンテンツです。展示ではタッチパネルでしたが、それをWEB化して、広く使っていただけるようにしてみました。
およそ年代順に、代表的な様式の文書を選んで、読み方を文字と音声で示しています。読み上げ方は、当時と同じにすることは無理なので、現在便宜的に行なっている一つの読み方、ということです。これが正しいと主張するものではないので、そこは御承知置きください。】
詳細は以下より。
https://chuseimonjo.net/#/
【公開】「日本の中世文書WEB」(β版)を公開しました! https://t.co/iI9edKGz7f
— Yuta Hashimoto (@yuta1984) January 8, 2020
『足利尊氏御判御教書』『羽柴秀吉書状』など、
2018年秋の歴博企画展示で展示した8点の文書資料をサイトでお楽しみ頂けます(今後も資料を追加予定)。 @kojima_sakura 先生との共同制作です。 pic.twitter.com/QvbHwSopBm