アルバイト日誌「もっと自由に」(2020.1.30、れい)

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 こんにちは、アルバイト日誌もいよいよ七回目になりました。今回からタイトルを付けてみることにしました。
 先日、あるテレビ番組で古着着物の特集をしていました。私は母が着付けを習っていたこともあり、いつかは一人で着れるようになりたいなぁと思いながら、全然実行に移せていない一人です(ちなみに浴衣は着られるのですが)。着物って敷居が高いように思われるし、実際どこに着ていけば分からないですよね...。その古着着物の特集では、着物はおしゃれを楽しむものとして紹介されていて、私も楽しめそう!?と見ていて感じました。着たいですね、お着物。世の中がもっと着物は気軽に着ていいものっていう雰囲気になればいいのですが、なかなかそれは難しそうです。
 古典もつい「過去のもの」として捉えがちですが、そんなことはないと思います。物語では私たちとも共通点があったり、古典作品をもとにした舞台は、能を初め今も多いのではないでしょうか。その作品が出来た瞬間から今までの時間をすべて一緒くたにするのは良くないですが、隔たりばかりを考えるのも違うように思います。時は流れて続いていくもので、後の人が影響されることも多いでしょうし、時を超えて享受する側によって新たなものが生まれることも多分にあると思います。
 古くから続いていたり歴史のあるものは、受け取る側も「こうでなくてはならない」という制約がかかってしまって気がするのですが、私は決してそうではないと思います。古典の解釈も、着物の柄や着方ももっと自由になればいいのになぁと思うこのごろです。